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「ホークスさん、あなたは憧れでヒーローになって人を助けて、何か良い事はありましたか？」
「良い事っていうか…普通に助けた人に感謝されたら嬉しいよ。それに俺の時みたいに誰かが救われるのならやりがいはある」
「…そうですか」
「やっぱり俺は、あなた達と価値観が合わない」
そんな光弥の小さな呟きはホークスの耳には届かなかった。
「え？」とホークスが聞き返したが、光弥はまた街の方へ視線を向けてしまった。
「俺は、他人の為に自分の命を掛けるあなた達が理解出来ない。たった一度の人生を、どうして他人の為に捧げなければいかないのか。どうして自分の為に生きないのか」
「……」
「だから俺は思うんです。俺のこの考えは、どちらかと言えばヴィラン寄りなんだと」
「ッ！…何言って──」
ホークスが言い終わる前に、「ねぇホークスさん」と光弥が遮りホークスの方を今度は身体ごと振り向いた。
「あなたは一体……───」
───
いきなり『どっちなのか』と問われたホークスは困惑する。
一体、何と何の事を言っているのかホークスには理解出来ない。
選択肢を求めて光弥の顔を見るが、彼は薄く笑みを浮かべているだけであった。
光弥とホークスとの間の距離は3m程だ。
選択肢を聞こうとホークスが口を開く前より先に、光弥が両腕を広げて口を開いた。
「俺はもちろん、"後者"ですよ」
そう微笑んで言った光弥が後ろに倒れる。
ここは高層ビルの屋上で、光弥の後ろに柵は無い。
つまり、光弥はビルの屋上から落ちていく。
いきなり後ろに倒れビルから落ちる光弥を見て、ホークスは目を見開く。
だが次の瞬間には駆け出して、光弥との距離を一気に詰める。
そして彼の手を掴もうとするが、一足遅く、ホークスの手は空を切った。
光弥が落ちていく姿を見て、翼を広げて距離を詰め、もう一度手を掴もうとする。
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いまじなりーふれんど(プロフ) - 結構前の作品に、しかも全然関係ないしなんならこの作品作られた頃には一話も投稿されて無かったかもしれませんけど…！rat on the benchに出てくるブラッドリーさんってキャラにちょっと！本当にちょっとだけ似てる気がする！ブラッドリーさんまあ嘘だけどねて言うから (3月12日 1時) (
レス) @page20 id: b9c047ab39 (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 何者か？彼は…彼でs(ry (2021年11月18日 17時) (レス) @page17 id: e45cad31e5 (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - あわわ間に合えぇ…間に合えぇ… (2021年10月26日 22時) (レス) @page14 id: e45cad31e5 (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 俺も一緒に焼き鳥屋行かせてくれ…焼き鳥食べてぇ…奢るからさ( (2021年10月23日 23時) (レス) @page10 id: e45cad31e5 (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - ありがとうございます！そう言って頂けるととても嬉しいです！ (2021年10月23日 11時) (レス) id: 5b941b1f0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナツ | 作成日時：2021年10月9日 17時
