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授業が終わり寮に戻れば、皆授業での新しい所やインターンの話で持ち切りになる。
だが謹慎中の勝己と緑谷は完全に蚊帳の外である。
そして光弥はというと、帰って来て早々自分の部屋に籠りある人に電話をしている。
prrrr prrrr ガチャッ
『おかけになった電話番号は電源が入っていないか、電波の届かない所にいます。メッセージがある方は……』
＿＿ピッ
「あの人が出ないなんて珍しいな。何かあったのかな？……まぁいいや」
光弥はベッドにスマホを投げ、その横に寝転んび夕飯の時間まで昼寝した。
それから2日が経ち、緑谷の謹慎期間が終了した。
謹慎が後1日残っている勝己は朝から掃除機をかけている。
「じゃあな勝己。ちゃーんと掃除しろよ？」
「るっせえ！ちゃんとやるわボケェ！」
光弥は勝己を煽ってから学校へ向かったのだった。
今日は朝のHRからヒーローインターンの話となった。
インターンの話は直に経験している人から話してもらうということで、見知らぬ男女3人がA組に入って来た。
相澤が言うには、彼らは現雄英生の中でトップに君臨する3年生らしい。
それにはクラス中に少し緊張が走る。
「じゃあ、手短に自己紹介よろしいか？まず、天喰から」
天喰と呼ばれた紺色の髪をした男子生徒が一瞥しただけで、光弥以外の全員が気圧される。
皆が彼に期待をする。が、
「駄目だ」
「ん？」
「あっ」
「ミリオ。波動さん。じゃがいもだと思って臨んでも、頭部以外が人間のまま。依然、人間にしか見えない。どうしたらいい。言葉が出てこない」
「ケロ？」
「ん？」
「頭が真っ白だ。辛い。帰りたい」
そう言って壁に向き、光弥達に背を向けた天喰。
それには皆が驚いた。
何だあの人…。と光弥は不思議そうに彼を見る。
「あっ聞いて天喰くん。そういうのノミの心臓って言うんだって。ねえ、人間なのにねぇ、不思議。彼はノミの天喰環。それで私が波動ねじれ。今日はインターンについて皆にお話してほしいと頼まれて来ました」
そう言った波動は生徒の気になる所についてあれこれと質問していく。
だが、誰一人の答えも聞くことはなかった。
合理性に欠ける波動を見て、相澤がキレる手前まで来た時に、残りの1人である通形ミリオが自己紹介をする。
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ARy - 好き (2023年5月3日 15時) (
レス) @page37 id: 20866609ad (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2021年12月25日 22時) (レス) @page38 id: 5b941b1f0d (このIDを非表示/違反報告)
あーりん - 私もこの作品にはまって一気読みしちゃいました！文を書くのがとても上手で読んでいてわくわくします！！更新頑張ってくださいd=(^o^)=b (2021年12月23日 18時) (レス) @page37 id: 86690bee99 (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - コメントありがとうございます！これからも頑張ります！ (2021年12月14日 20時) (レス) @page31 id: 5b941b1f0d (このIDを非表示/違反報告)
紫霊 - 一気に読みました!!!とても素敵なお話ですね。これからも頑張ってください(*^^*)光弥くんがヴィラン側に堕ちるのかヒーロー側に留まる(?)のかこれからの展開が楽しみです！！！ (2021年12月11日 18時) (レス) @page30 id: 84d5eb71dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナツ | 作成日時：2021年9月9日 18時
