所詮貴方の私はバームクーヘン (sha×rb)(モカ) ページ12
sha視点
俺には、大好きなマブダチがいる。
昔から家も近く、幼馴染とも呼べる存在
幼い頃……いや、今でも、何をするのも一緒で、お揃いなんて当たり前。優しくて、可愛らしい彼に、気付いた時にはもう、俺は惚れていた
少なくとも、周りの仲間達に相談してみたら、｢お前とロボロ仲ええよな！｣ ｢ロボロもシャオロンのこと好きなんちゃう？｣なんて言われる程には仲は良かった
けれども、俺は彼の恋愛対象には入れなかった
女の子自体を好んでおり、○○ちゃんが好き、△△ちゃんタイプと言うのだけど、そこに俺の名前は、いつまで経っても出てこなかった
rb｢……しゃ…しゃお……シャオロン！俺の話聞いとったんか？｣
sha｢んぇ………？あぁ、すまんすまん。聞いてへんだわ……考え事しとった…｣
rb｢もぉ……まぁ、今日の俺は機嫌がええからな！もう1回言ったるで！実はなぁ……俺に、彼女が出来たんや！｣
一瞬、時が止まったような感覚に陥った。あんなの、全てデタラメだと思っていた。俺を嫉妬させる為の嘘だと思っていた。あんなに距離も近かったのに、仲も良かったのに、噂もされていたのに、理解が追いつかなくて、思わずその場に立ちつくした
rb｢………んふ。シャオロンったら、俺に彼女が出来ると思ってへんで驚いとんのやろ？…あっ、嘘ちゃうからな！ほれ、この子や！かわええやろ？｣
俺の思いも虚しく、見せられたスマホの向こうには、少し頬を赤らめながらも、可愛らしい女の子と仲良さげに自撮りをしている写真が映っていた。本当に、付き合っている。その事実だけで涙が溢れそうだった
sha｢………ｯ…おぉ、おめで…とうな……幸せにせぇよ…｣
rb｢そこは大丈夫や！絶対幸せにしたる！……あっ、そろそろ待ち合わせの約束の時間になるから行くわな！んじゃ、また明日！｣
満面の笑みで廊下に飛び出でるロボロが、今でもまだ愛おしくて、何も言えない自分に腹が立たって仕方がなかった
sha｢＿＿＿＿あぁ、所詮俺とお前はバームクーヘンやったんやな｣
そう呟いて、逃げるように家へと向かった
今だけは、現実から目を背けたかったから
ーーーーーーー
今日バームクーヘンエンドってものを知ってしまいまして衝動書きしたものてす('ω')
気になる方は調べて見てねｯ☆((((
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suzuha - 「太陽花に囲まれて」がなんだかとても言葉にできない良さがありすぎてとびました… (2022年6月27日 16時) (
レス) @page20 id: 6598fda38c (このIDを非表示/違反報告)
ネロ - 僕かけないので、切ない感じとかハッピーエンドとか色々な種類のエンドがかけてすごいと思いました。面白かったです！！tn×rbr？のやつ人生リセットボタンみたいな感じでしょうか？応援してます！！ (2021年8月16日 23時) (レス) id: 60a73795c6 (このIDを非表示/違反報告)
モカ @2代目(プロフ) - 了解です ~ ！ ( 書き終わった後 )( 遅い ) 眠猫くんじゃなくてすみません … リクエスト有難う御座いました！ (2021年6月5日 13時) (レス) id: 34b05c0ffb (このIDを非表示/違反報告)
小5 - お願いですぅぅぅぅぅぅぅぅ脅威受け作ってくださいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ (2021年5月18日 15時) (レス) id: 90b896cc73 (このIDを非表示/違反報告)
モカ @2代目(プロフ) - 注意しかしないごみさん» 鬼ではなくて人狼、ですね………。表記の仕方を間違えてしまい、申し訳ございません。直ちに修正させて頂きます。教えてくださり有難うございます、以後こう言った間違えのないよう気をつけます、 (2021年4月10日 20時) (レス) id: 34b05c0ffb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠猫 ・ モカ | 作者ホームページ：張り方分かんないわ。
作成日時：2021年3月5日 17時
