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ー小鳥遊side
校舎に近づくにつれ増えてくるさっき校門辺りで倒れていた人達と同じジャージ姿の人達。
私達を見た途端、思いっきり睨んでくる。
……怖い。怖過ぎる。
ビビりな私が怖がらないわけもない。
「これは一体…」
「ここには全国から腕に覚えありの連中が集まって来てんねん。アンタらに吹っかけてきた奴等は、俺ら特進を僻んでるって訳や」
「そうでございますか...」
『ヒッ…私なんかが特進ですみません…すみません…！』
と、意味もあるのか分からない謝罪をしてしまう。
...いや、こんなビビり野郎が全国でも名だたる不良校の特進クラスだなんて…そりゃ僻むよな。謝罪なんて当たり前だ。…はは……
「出た、君のネガティブモード」と、この状況下でも余裕そうに冗談をかましている豊臣さんは、心の底から凄いと思う。
...というか、ネガティブモードって何なんだ…？
そんな事を考えていると、後ろから聞こえてくるバイクのエンジン音。
「来たで、武田信玄や」
と言いながら、バイクに乗った金髪の人を眺めている豊臣さん。
...お、おお……すごい迫力……なんて考えていると隣から「武田信玄！？」と驚く日下部さんの声が。
...また有名人なんだろうか。
「どかんかーい！！」
その声に思わずビクッと肩を揺らしてしまう。
さっき私達を睨んでいたジャージ姿の人達でさえ怯んだのか、武田さんの通る道が開かれる。
「15にして甲州街道の暴走族を束ねた..」
「武田信玄は戦国時代強力な騎馬隊を持っていることで有名でしたね…！」
豊臣さんの言葉を遮る勢いで始まった、日下部さんの早口モード。
…きばたい…？何だそれ…？
「それ何？」
豊臣さんでさえ困惑しているようだ。
いつの間に移動したのか、気がついた時には木の後ろに隠れていた日下部さん。
豊臣さんと慌てて後を追う。
「あ...あれはひょっとして上杉謙信！」
「皆一旦落ち着いて、話し合おうじゃないか」
そう言い真っ白な歯を見せて笑うフード姿の人。日下部さんが言うには、上杉さん、らしい。
おお...俗に言う爽やか系男子......な、何か眩しい…
「あの子のあのモードはよう分からんわ…」
『全員有名人、とかなのでしょうか…？」
日下部さんを遠巻きに眺め始めた豊臣さんに、言葉を返す。
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文字数...あと今回から夢主ちゃんの「」を変更させて頂きます
夢主：『』 他キャラ：「」となります
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野(プロフ) - ふゆうさん» ふゆうさんコメントありがとうございます！夢主ちゃん、気に入って頂けて嬉しいです！更新遅れてしまうかうかもですが頑張ります！改めてありがとうございます！ (2022年8月29日 12時) (
レス) id: 6409adcc55 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆう - 夢主ちゃんが凄く私の好みです！これからも頑張ってください！更新楽しみに待っております！ (2022年8月29日 8時) (レス) @page2 id: 34f774734d (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - さくらさん» さくらさん！コメントありがとうございます！更新遅れてしまうかもですがさくらさんのコメントを励みに頑張ります！改めてありがとうございます！ (2022年8月28日 18時) (レス) id: 6409adcc55 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 更新頑張ってください！楽しみにしてますっ (2022年8月28日 18時) (レス) id: 4df3f6feac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野 | 作成日時：2022年8月28日 17時
