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＿＿＿＿初の旗印戦の翌日。
「ビートで倒す？これは一体、どういうことでございましょう」
そういうみやびが見つめているスクリーンには、【上杉謙信を1時間以内にビートで倒す】という旗印と共に、両手を合わせ、精神統一をしている上杉が映し出されていた。
「これも旗印戦」
「戦いの手段は別に、喧嘩だけでは無い」
『本当に何でもありなんだな、旗印戦……』
みやびの疑問に答える豊臣と黒田。
二人の説明に、さっきまで見るに堪えない、とでも言うように目を手で覆っていたAも、ゆっくりと頷いていた。
「小鳥遊さん、ああいう音楽はあまり好みでないのですか？」
『……うーん…まぁ、正直……心臓に響くというか……
私はこういうのよりは、もっと落ち着くような和楽器とかの方が好み……ですかね』
「分かりますわ……！」
未だスクリーンを恐る恐るチラ見しているAに、思わずみやびが口を開くと、思わぬ共通点を見つけたようで。
和楽器の話題で、どんどんと盛り上がる女子二人。
「……何か周りに花が見える……俺も入りたいわぁ……」
「お前が入ったら、その花を枯らすこととなるだろうな」
ニヤニヤと口角を上げ、下心丸出しの豊臣が言葉を零すと、すかさず突っ込む黒田。
してやったり、とでも言うような黒田に、豊臣が拗ねたように頬を膨らませた。
《「採点は、100点」》
「100点！？」
「「はい！上杉、終わったー！」」
和楽器の話題に花を咲かせていた女子二人も、表記された点数に、会話をやめて、大きく目を見開いた。
井伊、本多、酒井、榊原のいつもの四人は、今日も今日とて元気にヘイトをしている。
「これではどう頑張っても、」
「引き分け！」
そんな四人の後ろで、セリフを横取りされ、悔しそうにバンッ、と机を叩く黒田に、今度は豊臣がしてやったり、なんて表情を見せた。
「まぁ勝てんわなぁ、こりゃ」
「上杉くぅーん……！」
『明智さん……』
ハンカチを目に当て、泣きじゃくる明智を、心配そうに見やるA。
背中をさすりに行こうか……なんて席から立ったが、その行動は、教室に入ってきた幼馴染によって無意味なこととなった。
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2話に入って区切りもいいので、これからは視点無しのお話メインで書くことにいたしました……！
side表記が無い時は、登場人物視点無し、という扱いでよろしくお願いします！
それにしても、やっと2話に入った……大遅刻……これからも頑張ります……
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野(プロフ) - ふゆうさん» ふゆうさんコメントありがとうございます！夢主ちゃん、気に入って頂けて嬉しいです！更新遅れてしまうかうかもですが頑張ります！改めてありがとうございます！ (2022年8月29日 12時) (
レス) id: 6409adcc55 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆう - 夢主ちゃんが凄く私の好みです！これからも頑張ってください！更新楽しみに待っております！ (2022年8月29日 8時) (レス) @page2 id: 34f774734d (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - さくらさん» さくらさん！コメントありがとうございます！更新遅れてしまうかもですがさくらさんのコメントを励みに頑張ります！改めてありがとうございます！ (2022年8月28日 18時) (レス) id: 6409adcc55 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 更新頑張ってください！楽しみにしてますっ (2022年8月28日 18時) (レス) id: 4df3f6feac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野 | 作成日時：2022年8月28日 17時
