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ー小鳥遊side
「あん時は警察が来てケリ着けられなかったんだ」
「ん？続けていればこちらが勝ったがね？」
「あ？じゃあその続きここでやるか？」
「僕は一向に構わんが？」
…上杉さんも不良なんだな……流石銀杏高校。タイプの違う不良も居る……
拳を作り、武田さんを挑発的に睨む上杉さんを見ると、さっきまでは信じられなかった銀髪の人の言葉にも納得する。
「おーお、良いねぇ」
と、そんな二人を面白そうに見つめる銀髪の人。
…私は全然良くないんですが……
…いや、存在ミジンコレベルの私なんか、目にも入っていないんだろうな。
こんな影薄いんだし。そりゃそうだ。
…いや、私なんかと同レベルにするなんてミジンコに失礼過ぎる。…これだから私は……
「安心しろ。Aはミジンコなんかよりもずっと魅力的だ。ミジンコなんて、比較にも値しない」
「…そもそもミジンコが基準なのがおかしい所だと思うが。後、どさくさに紛れてイチャつくんじゃない」
私の頭を片手で撫でながら、相変わらずの言葉を言い放った政宗に、すかさず突っ込むベレー帽を被った人。
そのやり取りで意識を戻すと、視線が私に集まっている事に気が付く。
…何でミジンコを知って……まさかまた声に…！？
「…てか、さっきから気持ち良さそうに喋ってるお前、名前なんての？」
政宗とベレー帽の人の発言にたじろいでいると、武田さんは私から銀髪の人に視線を戻し、挑発としかとれない言葉を言い放つ。
窓に近い席の方から笑い声も聞こえてくる。
「テメェ…舐めてんの？」
そんな武田さんの発言に銀髪の人も流石に頭にきたようで、ズボンをバッと広げながら更に武田さんに近づく。
…怒り方、個性的な人なんだな。
「舐めねぇよ。そんな汚ぇ面を」
その言葉を皮切りに、机を投げ飛ばしながら武田さんが席から立つ。
まさに一触即発で、今にも相手に殴りかかりそうな二人。
「お前ら、何やってんだおい！」
そんな二人を見て、そろそろマズイんじゃ…なんて思っていると、突然教室に入ってくる強面の人。
「ブレーク！」と叫びながら、一触即発の二人の間に腕を挟み、二人を遠ざける。
…にしても、どちら様なのだろうか。
「お前らの担任の、肉山だ」
…まさかの担任の先生だった。さすが不良校。先生もめちゃくちゃ怖い。
…こんな強面の人達に囲まれながらの学校生活で、私は生きていけるのだろうか……
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前話と今話、情景描写が多すぎて読みづらいかもしれません…すみません…
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野(プロフ) - ふゆうさん» ふゆうさんコメントありがとうございます！夢主ちゃん、気に入って頂けて嬉しいです！更新遅れてしまうかうかもですが頑張ります！改めてありがとうございます！ (2022年8月29日 12時) (
レス) id: 6409adcc55 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆう - 夢主ちゃんが凄く私の好みです！これからも頑張ってください！更新楽しみに待っております！ (2022年8月29日 8時) (レス) @page2 id: 34f774734d (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - さくらさん» さくらさん！コメントありがとうございます！更新遅れてしまうかもですがさくらさんのコメントを励みに頑張ります！改めてありがとうございます！ (2022年8月28日 18時) (レス) id: 6409adcc55 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 更新頑張ってください！楽しみにしてますっ (2022年8月28日 18時) (レス) id: 4df3f6feac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野 | 作成日時：2022年8月28日 17時
