男バス ページ4
▽
A「マナちゃん、あのねあのね。」
マナ「ん？どしたの。」
A「昨日、ユウくんにね、男バスのマネージャー募集してるからよかったらみにきてねって言われたの。」
マナ「あの、ユウくんに？」
A「そう、昨日まで話したことなかったあのユウくんに。」
マナ「何考えてるのか全くわかんないけど、言われたんだもんね。今日みにいってみよっか。」
A「うん！」
そんな会話を朝一番にマナちゃんに伝えてから
時間はすぎてもう放課後
マナ「A〜、行くよ。」
A「はーい。」
今日は人とぶつからないように、
教室をでるとき一回止まってから出た
昨日のあの人は、いなかった
マナ「男バスか〜。やっぱり高校はかっこいい人多いのかな、男バスって。」
A「どうなんだろうね。」
マナ「なんかさっき勧誘のポスターあったけど、ルール知らなくても歓迎だって。」
A「ほんと？もともと何かのマネージャーやってみたかったから、ちょっと揺れてる。」
マナ「わたしはいいと思うよ、Aがマネージャーやるの。」
A「そうかなあ…」
マナ「ほら、体育館ついた！まずはみてみよ。」
A「うん！」
とってもとっても悩みながら、
開けた体育館のドアの向こう
バドミントン部、バレー部に続いて
一番奥でやっている部活
そう、男子バスケットボール部だった
なにかが、わたしの心を動かした
それがなんなのか全くわからないけど
.
続く
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作者名：いちご | 作成日時：2018年7月15日 21時
