destiny... (ページ46)

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しばらくしておばさんがトイレから戻ってきた

「ごめんね！遅くなって～～」

A「大丈夫だよ」

「どうかした？何か顔色悪いけど」

A「ううん、大丈夫だよ！そろそろ行こっか！」

「じゃあ先にお会計してくるわね」

A「うん！」

なんだか気まずくて、2人には声をかけずその場を去ろうとした

そのとき

望「....A.......？」

のんちゃんに気づかれてしまった

A「、、、あっ、のんちゃん！」

気がついていなかったフリ

望「久しぶりやな.....」

A「そうだね、、、あ、理穂も！久しぶり！」

理穂「あ、、久しぶりだね...元気にしてた？」

A「うん！あれ、2人で遊んでたんだね」

望「まぁ、、な」

明らかに気まずそうな顔

A「もしかして、付き合ってるの？」

理穂「うん♪付き合ってるよ」

A「そうなんだ！おめでとう！」

理穂「ありがとう^ ^Aは？和月先輩とはどうなったの？」

A「あー、実は付き合うことになった！」

望「そうなんや...よかったやん！おめでとう！」

どうして悲しそうな顔するの？ちゃんと笑えてないよ。のんちゃんは私じゃなくて理穂が好きになったんじゃないの？

A「ありがとう！あ、またみんなで会いたいね！夏休み中にでも」

理穂「あ.....そ、そうだね...」

明らかにおかしい理穂

望「あ、おばさん待ってるで」

A「ほんとだ^ ^じゃー、またね」

理穂「バイバイ」

久しぶりに会った理穂は前よりも雰囲気が変わっていて、何よりも、2人にはなんだか変な感じの空気が流れている気がした

この日はまた少しだけ買い物をしてから家に帰った

それから数日経ったある日、めずらしく岸くんからグループLINEにメッセージがきていた

岸【やっほー！！みんな元気にしてるかー？？】

そのメッセージは9月の頭にあるダンスライブのお知らせだった

岸【まぁ、そういうわけだから、来週絶対来いよな！】

顕嵐【待ってまーす】

結局そのライブには和月くんを加えたいつものメンバーで行く事になった

そして、ついにライブの日がやってきた。