43 ページ44
「なんで？いいじゃん！」
“だめー！！俺はこれがいいの！”
「んー！！ずーるーいー！！お兄ちゃんのばっかりかけてるじゃん！」
“うるさいなー、さっきAの好きな曲かけただろ？”
「やだー！」
‘A、我慢しなさい、さっき聴いただろ？’
「だって.....うわーん！！」
‘ほら〜A、泣かないの。まったくしょうがない子ね〜’
「お兄ちゃんのバカぁー！」
“分かったから、もう泣くなって〜”
‘Aはわがままね〜お兄ちゃんのこと見習わないとダメよ？’
‘そうだぞ〜Aは泣き虫でわがままだからな〜それに比べて、流、、、、うわっっ！！！’
キキキーーーーーッ！！！！！
ドンッドンッ！！！
A「はっ！！！！！！、、、夢......か....」
あの日の事故が夢に出てきたの、いつぶりだろう。中学生のときはよくうなされてたけど
一階に降りていくと、おばさんが朝ごはんの用意をしていた
「あ、Aちゃん、おはよう^ ^」
A「おはよう、おばさん！」
「今日Aちゃん時間ある？」
A「あるよ〜なんで？」
「どこか出かけないかなー？って思って♪お洋服とか今SALEやってるじゃない？」
A「行きたい！！！レポートも昨日終わらせたし、あとは読書だけだから」
「あら、さすが！偉いわね〜みんな夏休みの宿題って最後の方までためちゃうのに」
A「たしかにみんなそうだねwでも先に終わらせた方が楽だし♪ごはん食べたらすぐ用意するね！」
小さい頃、よくお母さんに言われたんだ。お兄ちゃんみたいにもっと賢くなりなさいって。あの頃は自分も未熟で家族にたくさん迷惑かけちゃったから、変わろうって決めたんだ
食事をすませ準備をしてからおばさんと家を出た
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Neo | 作成日時：2015年11月18日 10時
