destiny... (ページ2)

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教室

ガラガラガラ

A「あ、香代。おは、、」

「あ！Aー！！ねぇ、聞いてよ！！望がさー！！」

彼女は江戸田香代。朝はいつもこんな感じでのんちゃんの愚痴を言ってる。あ、のんちゃんっていうのは、、

香代「ってわけ！ひどくない？ありえないよね～！」

A「え、あぁ」

香代「ちょっと話聞いてなかったでしょ？！もーー！」

「だから、冗談やって言ってるやんか～朝からうるさいわ、ほんま～。Aも困ってるやん」

この関西弁の彼が小瀧望、通称のんちゃん。私の幼馴染。

A「え、まぁ、、ねwwってか今日朝テストだよね？」

香代「！！そうじゃん！忘れてた！！もう、全部望のせいだし！」

望「はぁー？！なんで俺が悪いねん！」

A「まぁまぁ(^^;;」

本気でケンカしてるわけじゃなくてこの2人はいっつもこんな感じ。

キーンコーンカーンコーン

先生「はーい、みんな座ってー。これからテストするけど、その前にちょっと連絡」

岸「え！！なんすかなんすか！！先生ついに結婚っすか？！」

『wwwww』

朝からうるさいこの隣に座ってる彼は岸優太、通称岸くん。とにかく明るくて面白い。

先生「そう言いたいとこだけどー、違うんだな～。実はな、今日一つ上の学年に転入生がくるんだ。」

香代「なんだ、一個上か～」

A「残念。。男女どっちだろうね」

香代「気になるね！」

先生「それで、昼に緊急集会を開くことになったから4限が終わり次第すぐに体育館にいくように！いいかー？」

『はーい』

それから1,2限が終わり、HR前の15分休みの時間、クラスは転入生の話で持ちきりだった