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「え、っふ、んぅっ、、」
塞がれた唇。目の前には毛穴1つない山田の綺麗な顔。
へ?え、なに?なんでキスしてんのおれら。
頭の中が大パニック状態のおれを余所に、ちゅっ、なんて生々しい音をたてて山田の唇は離れて。
「‥本当に気持ちいいね、伊野尾ちゃんの唇」
何故かちょっと感動したようにそう言って、また、唇がくっついた。
さっきより短い、ちゅ、ちゅ、なんて可愛いキスの後、はむ、はむ、って何かえろいキスされて。
いや、お前の唇も十分気持ちいいよ、なんて思いながらされるがままになってると、やっと離された唇。
「やっべ、気持ち良すぎて舌入れるとこだった。」
「え"、、さすがにそれはちょっと‥」
「だよね、ごめんごめん。でもまじで癖になりそうだわ」
「あ、ありがとう?」
で、合ってるのか?この場合。
「で?俺の唇は何位?」
「ほぁ?」
「暫定一位のあの人と俺、どっちが良かったの?」
「や、山田かな。」
「まじ!?やった!」
だってまじで気持ち良かったし、他の人と違ってめっちゃ良い匂いしたし。
暫定一位だったあの方の唇の感触、忘れちゃう位には最高だった。
「あ、やべ、仕事しなきゃ」
「あ、そうだね、忘れてた。もー、山田が急にキスしてくるからぁ」
「ごめん、だって気になったからさぁー」
話しながらドアノブに掛けたおれ手の上に置かれた山田の手。
次の瞬間、また唇を塞がれて。
‥‥‥ちゅ、
「俺の1位も伊野尾ちゃんだよ。だからまたキスさせてね?」
そう言ってから開けられたドア。
メンバーの元に着いた時に、何で遅くなったのかと何で顔が赤いのかを聞かれたけれど、その2つの問いに答える事は出来なかった。
―これって恋の予感?―
fin.
あの番組を見た直後、ぶわーっとこの話しが思い浮かんで衝動的に書いてしまいました。
このキスが忘れられなくて、意識するようになって、気が付いたら恋に落ちてた、そんな感じだといいなぁと思って。
あの素敵な唇を大安売りし過ぎな伊野尾さんに、本当に心配になってます。笑
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けーまま(プロフ) - お魚林檎さんの書くやまいのがすごく好きです。 (2019年8月21日 12時) (レス) id: ec2812ad48 (このIDを非表示/違反報告)
はっぱっぱ(プロフ) - コメント失礼します!お魚林檎様のお話めちゃくちゃ好きです!長くなってもいいので続き読みたいです(>_<) (2018年11月8日 16時) (レス) id: e47f1458b3 (このIDを非表示/違反報告)
お魚林檎(プロフ) - しゅみんさん» しゅみん様、お久しぶりですー!いつもいつもコメント頂きありがとうございます!本当に更新せずに申し訳ないです。これから少しずつでも頑張っていこうと思ってますので、またよろしくおねがいします(^-^) (2018年11月8日 15時) (レス) id: d578971ad8 (このIDを非表示/違反報告)
お魚林檎(プロフ) - りょうかさん» りょうか様、初めてまして!コメントありがとうございます!夢を見てるのかと思わせてしまう程に更新が止まっていて本当にすみませんでした‥こんな駄文をずっと読んでいてくださり感謝してます!これからもどうか何卒!よろしくおねがいしますm(__)m (2018年11月8日 15時) (レス) id: d578971ad8 (このIDを非表示/違反報告)
しゅみん(プロフ) - お久しぶりです!!更新の通知でなんだろう、と思って占ツクきたらお魚林檎さんで本当に嬉しかったです(*^^*)過去のお話を読み返したりしてずっとお待ちしてました!新しいお話も続きが気になるところで…楽しみにしてますね★ (2018年11月5日 13時) (レス) id: 3becace49b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:お魚林檎 | 作成日時:2017年10月2日 1時