ドライブデート？4 ページ47
買い物も終わり、最終目的地についた
福本「とうちゃーく！」
「…綺麗、」
福本「ここええやろー
穴場やねん」
大晴くんが夜景の綺麗なところに連れてきてくれた
穴場ってだけあって私たち以外誰も居ない
「すごいな、こんな綺麗なところ大阪にもあんねや」
キラキラと光る大阪の街並み
いつも自分が住んでいるところなのに
なんだか違う世界に見えた
福本「今日楽しかった？」
「めっちゃ楽しかった
大晴くんありがとう」
福本「福本デートプラン大成功やな」
「せやね笑」
ちょっと寒なってきたな、やっぱ夜は冷えるな
福本「A寒い？」
「んー、ちょっと」
福本「…こうすればあったかいやろ？」
「、っ」
大晴くんが後ろから私を包み込む
私の体がすっぽりと収まる大きな体
恥ずかしすぎて固まってしまった
福本「…A？」
「、なんか今日の大晴くん、ドキドキさせすぎ…」
福本「ずっとドキドキしてたん？」
「…うん」
福本「ははっかわいいなぁ」
「もう…恥ずいって、」
福本「そんな可愛いAにプレゼント」
「え、何？」
少し体を離したと思ったら首に何かつけられた
「…え、これ」
福本「うん、やっぱ似合ってる」
さっき私が可愛いって言ってた蝶のネックレス
「…めっちゃ嬉しい、」
まさかプレゼントしてくれるなんて、
福本「じゃあ、それ付けてまたデートしよな？」
「、うん！」
福本「じゃあそろそろ帰るか！」
今日はほんまにずっと楽しくて、あっという間の1日だった
そして気がついたら自分の家の前
「大晴くん今日はありがと」
福本「こちらこそ、また次のデートも考えとくわ」
「じゃあ、楽しみにしてるね」
福本「おん
あ、まってAゴミついてる」
「え、ほんま？」
福本「こっちおいで？」
「うん」
ﾁｭｯ
「っ、え」
福本「よし、じゃあな
おやすみA」
大晴くんは優しく微笑んで帰って行った
…え、待って、
今、おでこに、え…
ベットに入るまで顔の赤さは収まらず
次の日大晴くんとは目を合わせられなかった
福本(ちょっとやりすぎたか？
でも俺の事意識してるって事やんな…)
正門「…大晴めっちゃ顔ニヤついてんで」
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作者名：なな | 作成日時：2023年1月10日 21時
