関西の姫2 (ページ13)

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ストーカー2 ページ13

「おはようございますー」

正門「Aおはよう」

リチャ「また一番最後やな」

「女の子は支度に時間がかかるんですー」

佐野「すっぴんのくせによー言うわ笑」

「誠也君うっさい」

末澤「俺なんも言うてへんやんけ！」

今日はAぇ！groupと一緒に雑誌の撮影

朝から誠也君声高いなぁ

あ、そう言えばさっきの封筒、何やったんやろ

まだ撮影まで時間あるし見てみよう

カバンに入れてあった封筒を取り出し中身を開けてみた

「…っ」

何これ、どうゆう事…

封筒の中には、電車で寝落ちしてしまってる私の写真や

1人で歩いて帰っている時の写真

そして
【好きだ、付き合ってほしい、いつも君の事を見ている】

といった内容が綴られた手紙が入っていた

恐怖で手が震えてきた、

福本「…ん？Aどーしたん？」

「っ！いや、何もないよ！」

無意識にサッと封筒を隠した

皆んな仕事が増えてきて、今大事な時期やし

私の事で迷惑かけるわけにはいかない

そう思った

福本「そう？ならええけど
てかさ、昨日のあのテレビみた？めっちゃおもろかったやんな！」

「、うん、面白かった！」

その後の大晴君との会話も、雑誌の撮影も全然集中できんかった

今日の帰りも、付けられたらどうしよう、

そう思って今日はちょっと遠回りだけど違う道から帰った

家に帰って布団に潜り込んだ

怖くて怖くてたまらなかった