関西の姫 (ページ25)

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休養3 ページ25

大西shot

ジャ「Aから手紙を預かってる」

ゆっくりとジャニーさんが読み始めた

【関ジュの皆んなへ
まず、勝手に居なくなってごめんなさい。皆んなの前に立ったら多分まともに喋られへんから
手紙にしてみました。
ジャニーさんには伝えたけど、私ジャニーズ辞めようかなって思ってる
でもステージに立つことも、皆んなのことも大好きやからまだ決断は出来てない
優柔不断でごめん。自分でもよく分からんねん。どうすればいいのかも。
最近ずっと周りの普通の女の子が羨ましくて仕方なかった。
普通の女の子は、知らん人に悪口も言われんで、普通に遊んで、恋して
私もそんな生活してみたいなって思った。もう、疲れてん。いろいろ。
せやから、この1年普通の女の子として生活して
よく考えようと思ってる。
自分勝手でごめん。皆んなの活躍応援してます。】

向井「俺ら、全然Aの事守れてへんかったんやな」

悔しい

そう思った

多分、ここにいる全員が

俺は、一番Aの近くにいたのに、話だって聞いてたのに

なんもできひんかった。

ただ、頑張ろうとしか言えへんかった。

もっと寄り添ってあげられたんちゃうんかな。

いや、こんな後悔ばっかりじゃまたAが戻ってきて

困った時に助けてあげられへん。

悔しい気持ちを押し殺してもっと強くなろうと思った。

「…皆んな悔しいやんな。
せやからさ、今度Aが戻ってきた時は何が何でも守ったろ」

西畑「…せやな。
Aが安心して戻って来れるように、皆んながんばろな」