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夢の関西アイランド ページ36
藤原shot
ドーム公演が決まってから今日まで
俺たちは毎日夜遅くまで練習をしたり、構成を考えたりした
応援してくれているファンの人のためにも、Aのためにも
絶対いいものにしようと
そして本番当日
大橋「丈くんめっちゃ緊張してるやん笑」
「お前うるさいわ！そりゃ緊張するやろ！」
末澤「お前らうるさいねん！こっちの楽屋まで聞こえてきたわ！」
リチャ「お前の声が1番うるさいで笑」
皆んなで話していたら少しだけ緊張も和らいだ
大橋「丈くん、Aのためにも
今日めっちゃ頑張ろな」
「…おん」
Aは俺にとって本当の妹みたいな存在だった
丈くん、丈くんっていつも甘えてきて
一緒に末澤にイタズラしたり、勉強を教えてあげたり
俺が免許を取ると
白「1番最初に助手席乗せてな！家蔵以外で1」
「家族はええんや笑」
白「当たり前やん！事故られたくないもん！練習して！」
「お前俺のドラテク舐め過ぎやろ笑」
だから家族を乗せた後に1番最初に助手席に乗せてドライブした
いつも俺の周りをちょこちょこしてたA
A、俺も沢山悩んだけど
俺はステージに立ち続けることを選んだ
ここには沢山の仲間がいて、応援してくれるファンの人達がいる
もちろんAにも
今日、どこでAが見てるかなんて分からんけど
お前のためにも、今日皆んなで頑張るから
皆んな、お前のこと待ってるから
だから早く戻ってこい
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作者名：なな | 作成日時：2023年1月8日 19時
