音を奏でる君と（白） (ページ12)

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ラウールside

ラ「明日休みなのか、、。」

俺には入学して以来話している子がいる
隣の子で好きなアーティストが一緒
だから仲良くなるのも早かった

でも、彼女は少し特別だった。

『 ╴私は右耳が聞こえません ╴』

彼女は右耳が完全に聞こえない子だった。
音が聞こえない。でも、笑顔が絶えない子

いつも笑顔で楽しそうにしてる

そんな君だから興味があるのかもしれない。

教室に入ると彼女は友達と話してる
周りから見たら耳が聞こえないなんて分からないぐらい
盛り上がっている

『それって、ほんとに言ってんのー？冗談でしょーw』

咲「いや、ホントだってw マジマジ！」

『えー、？嫌なんだけどーw』

今日もいつも通り盛りあがってる

目「何見てんの？あー、七々瀬さん？」

めめが話しかけてきた

ラ「ん？そう楽しそうだなーって」

目「そうだないつも笑顔で可愛いよね」

彼女のことを知らない子ならそう思うだろう
現に入学してから男子に人気があった
笑顔が似合う可愛い子がいるって噂があった

ラ「なに、めめも狙ってるの？」

目「いや、俺は違うけど。康二がそう言ってた」

彼女の人気が上がるのはあまりいい気はしない
距離が遠くなるような感じがするから

って、なんでそんなこと思うんだ、、、

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目黒蓮
1年A組の同じクラス
ラウール幼馴染
入学式からかっこいいと噂になってたらしい