気づいていなかった ページ8
「あんみつお好きなんですか？」
『えっ...!?あ、小さい頃からよく食べてまして...』
少し恥ずかしかったのか、下を向きながら嬉しそうに話した。
「じゃああんみつで、買ってきますね」
『ほ、ホントにありがとうございます！』
レジで会計を済ませて桜美さんのところに向かうと、
『あ、第五人格のフレ申請きてる...』
桜美さんはスマホの通知を確認していた。
「あ、第五人格やってたんですね」
後ろから声をかけると、
『へっ!?あ、あぁ、暇つぶし程度に...』
肩をビクつかせて、ゆっくり後ろを向いた。
「よかったらフレなりません？」
『ぜ、ぜひ...！』
・・・
「え、桜美さんめっちゃ強くね!?俺と同じくらいじゃん！」
『あはは...、楽しくて最近は結構やってます』
照れくさそうに話す桜美さん。少し耳が赤くて、すぐ照れるとことか面白いなと思った。
「桜美さんとは話しが合いそうだな〜！」
『私もさとみさんとは話が合いそうです』
『あ、あの、もし良かったらなんですけど、連絡先とか交換しませんか？』
少し小さめな声で言ってきたので、あまり人と話さないのかなと思った。
「おけおけ、全然いいですよ〜、ていうか、その敬語、なくしません？おれも途中から抜けちゃってたし」
『えっ、いいんですか？』
「いいんですか？、じゃなくて、いいの？、で」
少し戸惑っていたけど、ゆっくり口を開いて
『えっ、えっと、いいの？』
少しぎこちないけど、最初だしな、そんなもんだろう
「うん、よろしくな。桜美さん...堅苦しいな、思い切ってA！いいかな？」
『全然大丈夫っ！えっと...、さとみ、でいい？』
「おけおけ、あんみつ食おーぜ、A」
続く
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瑠衣(プロフ) - さとみ君めちゃめちゃイケメンじゃないですか！(笑) 更新頑張ってください！q(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ! (2020年1月12日 11時) (
レス) id: c875e0b34a (このIDを非表示/違反報告)
タシア松(プロフ) - 面白かったです！更新頑張ってくださいね！ (2019年10月23日 16時) (レス) id: 73485a3048 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海月 | 作成日時：2019年2月22日 0時
