13人のオオカミくん

結婚しろ ページ34

「お肉っお肉っ」



私はスーパーに着くと、真っ先にお肉コーナーに行く



JN「…恥ずかしいから歌わないで」



なんて弟に言われてしまったらもう一生歌えない




「今日何食べたい？」




JN「ユッケジャン!」




ユッケジャン….




ごめん私作ったこともないしまだ食べたことも無いわ



私は即ネットで調べて、必要な材料を買う



JN「俺たちってこうやって並んで歩くと夫婦に見えるのかな？」




「………へ」



真剣に材料を選んでると、なんとも衝撃的なことを言うムンジュンフィ




口塞がらないわ




JN「Aは俺の奥さん！いいね！」




「…いや、何勝手に解決してくれちゃってんの。あなたは私の弟」




JN「えー、ヌナはやだ。結婚できないじゃん！」




…待ってよムンジュンフィ




もうそんなこと考えてるの？？ねえ？？



「ジュンにはまだ早いの！結婚は来世の話でしょ！」



私がそういうと、頭にいっぱいハテナを浮かべながら、はーいとか言う




買い物を終えて、お約束のお菓子を弟に与えた




ジュンはニコニコしながらお菓子を頬張って、その隣を私は歩く




さりげなーく買い物袋を持ってくれる所は優男だ




96lineは買い物袋を持ってくれる最高な男達



なんて思ってると、急にあのストーカーが頭に浮かんできた




そう言えば、ここら辺で…




私は1度後ろを確認するが、人はいない




…まぁ、昼間だからね



JN「どうしたの？」




私が後ろを見てるのが気になったのか、心配そうに見つめてくるジュン




「…ううん、なんでもない」




私は鼻歌を歌いながらスキップする



JN「…?」



・



「ただいま〜」



JN「ただいま！」




MG「やぁー！」



買って早々、何故か怒られた




「キムミンギュ、帰ってきてるなら言ってよ！」



MG「ヒョンと何してたの！？浮気とか許さないよ？？」



「見ればわかるでしょ。買い出し。てか、うちら付き合ってないし！！そこんとこ、よろしく！！」



私はそれだけ言って、キッチンに向かう



ヌナ〜なんていじけるミンギュ




私はあなたのヌナではない



嫁だ(黙れ)



私は料理のアプリをとって、ユッケジャンの作り方を調べる



MG「A〜…ユッケジャン作りたいの？」




いつの間にかくっついてきたミンギュ



私はその言葉に軽く頷くと



MG「教えるよ！！」



…結婚しろ




・

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