13人のオオカミくん

妹的存在？ ページ15

皆が来ると、静かだった空間が一気に騒がしくなる



MH「Aとミンギュがいないって皆探してたんだけど」



海で遊んでる皆を微笑ましく見てると、ミンハオがそう言ってくる




「ご、ごめんよ！悪気はないからね、全く」



久々のヤンキーミョンホだ



なんて思ってると



バシャッ



「ブホッ」



顔面に勢いよく水が飛んできた



…誰？



なんて思わなくたって、犯人はすぐわかる



「…ハンソル」



そこには、嬉しそうに笑っているハンソルの姿



私にこんな子供みたいな仕掛けするのはこいつしかいないからね



私は逃げようとするハンソルを追っかけて



泥混じりの海水をぶっかけてやったよ



「倍返しだ！！」



VN「…じゃあ、100倍返し参ります」



ハンソルは、水鉄砲を構え始めた



まさか…


そう思ってると、顔面に鋭い水が飛んでくる




「いった！！」



やっぱりやられた



ハンソルは手加減を知らないから、何されるかわからない




DK「…ほんと仲良しだね」



HS「兄妹喧嘩はそこまでにしとき」



私達はよく兄妹みたいと言われる



…まぁ、確かにメンバーの中で1番私の兄に性格が似てるかもしれない



ハンソルも前、お前妹みたいとか、私のこと見下した顔で言ってきたから



なんだかんだお互い兄妹としてやってきてる



「オッパ〜」


私はあまーい可愛い声で言うと



また顔面に水鉄砲くらいました


・

・


一通り遊び終え、私達は3台に分けて帰る



「…疲れた」



SC「出かける時はちゃんと連絡してね？心配するから。ましてや2人きりなんて…」



「私達やらしいことしてると思った？」




JH「ミンギュが雌豚に襲われると思った」



「黙れはげ」



JS「…ミンギュはそういう奴じゃないから思わなかったけど、いつどこで誰が見てるかわかんないからね。気をつけて」



なんて正論を言われて、小さくはーいと返した




「ハンソルのせいで服びちょびちょ」



JH「下着透けてる」



「……は？」



私はパッと服を見ると、確かにうっすら透けてるのがわかる



何？？今まで皆は私の下着をどーゆう気持ちで見てたの？？



なんの興奮もしないとか、私はその程度の女なのか



JS「女の子なんだから、気をつけてよ」



ジスはそう言って、上に来ていた薄いシャツを私渡してきた



「……紳士は違うね。愛おしい」



JS「…変態かよ」



前言撤回


・

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