─ 執事との恋 (仮) taiga.k ─ (ページ4)

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京本に連絡すると勿論早急に来てくれた。

ああ見えてちょっとは優しいのかもしれない、
なんて思っていたけどそんなことはなかったです。

" 面倒くせえ " と小言を言われました。

『 ‥どうせ仕事サボってた癖に、』

とボソッと言うと地獄耳なのか
" あ？ " って ‥ 。

怖いよこのお兄さん。

なんて思いながら車の中から外を見る
自分の脚で歩いてる人達をみるとたまに

" いいなあ‥。" なんて思ったり、

窓から外を覗いているとそこには美味しそうな
ケーキ屋さんがありました、

『 ‥京本、ケーキ食べたい。』

そう言うと京本は車を止める。

大「なにがいいんですかお嬢さま」

って、ちょっと不機嫌だけど
なんだかんだで聞いてくれるのが嬉しい。

『んー、ショートケーキと
モンブランとレアチーズケーキ。』

そしたら京本は黙って買いに行ってくれた。

どうせ太るぞとか言われるんだろうけど。

って案の定ケーキを買い終わった
京本は私に箱を差し出してこう言いました。

京「これ以上太ってどうなさるつもりですか」

って、、この口調で言われると腹立つんだよね ..

てか私太ってないもん。馬鹿野郎。

『モンブランは京本の分だし、チーズケーキ
は水瀬の分ですー。1人で食べないもん。』

と、ちょっと膨れてみる、

すると京本は " はは、" と笑って

大「それはどうも、」

って笑って見せた。

普段は仲悪いけど

いざとなると守ってくれるし
たまに見せる笑顔とか、真剣な顔とか

暴言吐いてくるのはむかつくけど、

顔はかっこいいし ‥

そういうのも含めて私は京本が好きだ。

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