─ 執事との恋 (仮) taiga.k ─ (ページ3)

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大「着いたぞ」

‥私にそういう口の利き方出来るの
この人くらいだと思うんだけど‥

『ご苦労さま、帰りはまた連絡します、』

なんて会話をしていると車を優しく
ノックする音が聞こえた、

窓を開けると、そこには私の親友の
如月凜子 ( きさらぎりんこ ) が居た。

京本に車椅子を出して乗せてもらう、

『何時もありがとう、ではまた』

京本に挨拶を交わし、
凛子と自分の教室へ向かう。

何時も車椅子を押してくれる凛子には
感謝しかないです、ありがとう‥

凛「いつ見ても京本さんって美しいよねえ」

『そう？顔だけはねえ、‥ 私は凛子の執事の
松村さん？だっけ、そっちの方がかっこいいと
思うなあ、』

凛「北斗もかっこいいけどぉ、」

『凛子ってほんと面食いだよね、』

なんて会話をしながら教室に着く、

『凛子何時も車椅子
押してくれてありがとうね、』

この学校にはエレベーターが付いている。
なので脚の不自由な私でもスムーズに教室に
いけるから便利。

まあ御父様が学校に掛け合って付けさせたんだけど。

それにしても授業は退屈で、
特に体育の時間。‥本当に退屈なの。

身体も弱い私はあまり長時間外には居れなくて
教室の窓から外を眺めている。

お家に帰ってもあのドS執事が待ってるから
私的には嫌なんだけど、帰りたいなあ、

早退でもしようかな。

御父様にバレたら怒られるけど、
その時は体調が悪かったとか何とか
言えば許されるはず ..

って事で至急京本に連絡をしました。

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