─ 執事との恋 (仮) taiga.k ─ (ページ2)

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大「お嬢さま、お食事の準備が出来ました。」

『ええ、今行くわ、』

絶対この人さ、二重人格か何かだよね。
怖いもん、この人と話すの。

車椅子を押してもらいながら考え事をする。

京本って仕事は完璧に熟すんだけどなあ、
一言余計なのよね本当に。どうにかならないかな、

なんて、そんなこんなで食堂に着いて
椅子へと移動させてくれる京本。

細いのに意外と力あるんだな、なんて考える。
まあ、男だから女の1人や2人抱えられないで
どうするのって話しよね！

食事をしていると、
スプーンを床へ落としてしまった。
げっ、なんて思っていると素早く京本が新しい
スプーンを交換してくれた。‥のはいいんだけど、

大「ドジ。」

耳元でそう呟かれて彼は後ろへと下がった。

ストレス溜まるんですけど、私。

父「最近は学校どうだ？A 」

なんて急に声を掛けられるものだから
ビクッ、なんて身体を震わせて答える。

『あまり変わりません。楽しいですわ。』

父「そうか、それならよかった。俺は暫く家を
留守にしてしまうけど、メイドや執事がいるから
大丈夫だな？A 」

『え、ええ、大丈夫です。お仕事ですか？』

父『ああ、今度は１ヶ月くらいだ。』

『私の事は心配なさらないでね、』

そう言葉を交わし父は出ていった。

父が家を開けるのは慣れたもう。
何だかんだで京本と水瀬が居るから寂しさはない。

あ、そうそう。私は今高校2年生。
なのでこれから学校へと向かいます。

そしてお母様はと言うと、私が小さい頃に
離婚していて今は何処に居るのかも分からない。

なので家族は御父様だけです。

そして車に乗り学校へと走らせる。

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