夏の夕焼け ページ3
貴女side
貴女『あーーーー！終わったーー！』
七月下旬の夕暮れの教室の中、一人そう叫んだ。
今日は日直。
放課後の掃除をしていたのだ。
さーてと、部活もないし、学級日誌を提出したら帰ろうかな！
私は通学リュックに教材を詰め込んでリュックを背負う。
背中にリュック。手には学級日誌。
私は職員室に行って日誌を提出し、校門を出た。
帰り道を夕日が照らす。
貴女『…そうだ！今日はあの公園に行こう！』
私の家は山の近くにあって、その山を少し登れば公園がある。
ひと気もあまりなく、人が居たとしても、煙草を吸ってる人が居るか、音楽を聴いてる人が居るか、だ。
子供が遊ぶ姿はあまり見ることがない。
あそこから見える夕焼けは本当に綺麗。
感動する程に。
でもそれはあまり人に知られて居なくて。
私も部活が忙しくてあまり行けてなかったし、久し振りに行こうかな。
私はその公園へと足を進めた。
・
ぼーっとしていると、いつのまにか公園に辿り着いていた。
貴女『…わあ…！』
半円形の空が透明感のあるオレンジ色に染まっていた。
なんでこの景色が世間に知れ渡っていないのだろうか…というほどに綺麗だった。
赤い光が街と私を照らすのだった。
私は今この景色を独り占めしている。
目を閉じると草の匂いが鼻を通る。
貴女『私の宝物の景色…！』
・
貴女『ただいまー』
？「あ、おかえりお姉ちゃんっ！」
案の定、家には妹の沙耶が居た。
あ、お母さんは仕事行ってるよ〜。
貴女『うんっ！あ、ご飯作るねー』
沙耶「うっほいうほほっほい」←
貴女『ん、大丈夫？』
沙耶「うっほほっほい」
あ、大丈夫じゃないかな…笑
この子今年受験生だよね…？
姉として心配←
私はエプロンを着て、冷蔵庫を漁る。(晩御飯何作るか決めてないとか言えない)
うほほい言ってる沙耶と冷蔵庫を漁る私。
あ、なんか沙耶が歌い始めた。
ま、流石歌い手だからすんごいうまいんだよね〜。
のほほんとそんな事を考えながら冷蔵庫を眺めてる時だった。
ピーンポーン
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紅茶の狼 - 初めまして失礼します。めっちゃ面白いし泣いたしで楽しかったです（？）続きがクッッッッッソ気になります。更新頑張ってください (9月30日 21時) (
レス) @page13 id: c1d0e4500e (このIDを非表示/違反報告)
noche/ノーチェ(プロフ) - もっとこの作品に早く気づきたかったです。主様が占いツクールにまだ存続しているかすら不明ですが、応援をさせていただきます。こんな良作ありがとうございました。評価とお気に入り登録失礼します (2022年10月3日 14時) (レス) @page13 id: 958fbd2e0b (このIDを非表示/違反報告)
雛紗(プロフ) - 海琴さん» な、なんと嬉しいお言葉をｯ…ありがとうございます本当にありがとうございます😭 (2022年2月10日 18時) (レス) id: 62bab7f536 (このIDを非表示/違反報告)
海琴(プロフ) - 何年経ったってこの愛は薄れませんでした。とにかく愛してます (2022年2月10日 2時) (レス) @page13 id: 847ebd8ac8 (このIDを非表示/違反報告)
雛紗(プロフ) - 黒井 屑さん» こちらこそありがとうございます( ；∀；) (2022年2月5日 13時) (レス) @page13 id: 62bab7f536 (このIDを非表示/違反報告)
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