✏️27 ページ28
Aside〜
亜季にいつものカフェに連れていかれ早数分。私は問いただされている。
亜季「昨日、何があったの」
『...』
さっきは笑ってたつもりだったのにどうしてバレてしまったんだろうか。思わず黙り込んでしまった。
亜季「...あんなに何かを押し潰してそうな笑顔してたら聞きたくもなるでしょ...」
『あの...ね...聞いてくれる？亜季...。』
亜季「!!...うん!」
私は亜季に付き合った人が自分とは違う女の子と出かけること、それを見てあっちは善意で付き合ってくれてたと思い別れたことを伝えた。
亜季「...そっ...か。でもさA。」
『うん？』
亜季「Aはそれでいいの？その人の事が好きって分かったばっかりなのに。」
『うっ...でも遊びに行くって事はそういう事じゃないの...?』
亜季「そうじゃない事もあるの...そもそも、別れを告げた時に相手は納得したの？」
『あ...。』
亜季「その様子だと一方的に話終わらせたでしょ...。」
『...はい...』
そう言えばそうだ。別れを切り出した時から赤城君が口を開く度に遮ってつらつらと話してしまった気がする。
次の日も何か言いたげだった赤城君の事を無視してしまった。
私は...ただ赤城君の言葉から逃げていただけだ。
『...明日。呼び出されてるの。』
亜季「その人に？」
『うん...。』
亜季「じゃあその時に話聞いてあげな。」
『うん。』
本当に亜季にはずっとお世話になりっぱなしだな。お礼しなきゃね。
『亜季。今日はおごるよ。』
亜季「え!!!いいの？...じゃあお言葉に甘えようかな。」
明日、赤城君から逃げずにちゃんと話をしよう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 241人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
薫生(プロフ) - 金成さん» 全然気づかなかったです、、、！！！教えていただき、ありがとうございます！！ (2023年2月16日 16時) (
レス) id: a5390e89e8 (このIDを非表示/違反報告)
金成(プロフ) - お/り/ふ/らたってますよ (2023年2月16日 16時) (レス) id: d7191d7960 (このIDを非表示/違反報告)
薫生(プロフ) - まどかさん» えっえっえっありがとうございます;;凄く嬉しいです！モチベめっちゃ上がりました;;更新頑張ります！！！！コメントありがとうございます！！！！！！！！！！！！（大声） (2022年2月24日 15時) (レス) id: ee558c8d2d (このIDを非表示/違反報告)
まどか(プロフ) - なんかもうこの作品好きすぎていっつも歯食い縛りながら見てます…ほんと好き…これからも更新頑張って下さい！！ (2022年2月24日 15時) (レス) @page20 id: 068cc2a151 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：薫生 | 作成日時：2022年2月8日 0時
