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Aside〜
それから赤城君とのお付き合い(？)が始まり、少し経った頃に学年中に赤城君に彼女が出来たと噂が広まった。
ほら今も、私からは遠いが聞こえるような声で気が強そうな女の子たちが
「ぶるーく彼女できたからって遊んでくれなくなったよね〜」
「それな〜？」
「彼女って誰なんだろうね〜」
「んね〜」
なんて《彼女は誰》と詮索が始まっていた。
そんな声に怯えながら机に顔を伏せる。バレたら...なんて想像もしたくない。
赤城君と仲のいい5人もその噂を聞いたらしく、隣で彼に問いただしている。
na「ぶるーく、彼女出来たってまじ！？」
br「あは、そうなんだよね〜」
kr「どんな子？うちの高校？」
br「教えなぁいwww」
sm「いいじゃん教えろよ。」
br「すまいるには教えたくないよねぇ〜wwww」
sm「なんでだよ」
え、と思わず顔を上げそうになった。あんなにいつも一緒にいる彼らに言わないでおいてくれているんだ。
トクンッとどこかで音が鳴った。なんの音だろう。初めて聞いたな。
授業開始10分前のチャイムが鳴り、後でちゃんと教えろよー！なんて青葉君の声が聞こえた。
ふう...と安堵して顔を上げると、赤城君が少し眉を下げてこちらを見つめてきた。
「白羽さん、大丈夫だった？」
『え？』
「あの5人が揶揄ってくる位から顔伏せてたからさ〜」
『だ...いじょうぶ...ありがと...?』
赤城君はあの5人には公表すらもしていなかったみたいだし、今も私が恐怖を紛らわすために顔を伏せていたことを心配してくれていた。
接してみたら意外と気遣いができるいい人なんだな。
なんだろう。心拍数がいつもより高い気がする。
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薫生(プロフ) - 金成さん» 全然気づかなかったです、、、！！！教えていただき、ありがとうございます！！ (2023年2月16日 16時) (
レス) id: a5390e89e8 (このIDを非表示/違反報告)
金成(プロフ) - お/り/ふ/らたってますよ (2023年2月16日 16時) (レス) id: d7191d7960 (このIDを非表示/違反報告)
薫生(プロフ) - まどかさん» えっえっえっありがとうございます;;凄く嬉しいです！モチベめっちゃ上がりました;;更新頑張ります！！！！コメントありがとうございます！！！！！！！！！！！！（大声） (2022年2月24日 15時) (レス) id: ee558c8d2d (このIDを非表示/違反報告)
まどか(プロフ) - なんかもうこの作品好きすぎていっつも歯食い縛りながら見てます…ほんと好き…これからも更新頑張って下さい！！ (2022年2月24日 15時) (レス) @page20 id: 068cc2a151 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薫生 | 作成日時：2022年2月8日 0時
