ただの歌好きがトリップしたら無双した件について！？ (ページ31)

今日:38 hit、昨日:86 hit、合計:9,558 hit

平然としてなきゃね、？ページ31

(気にし過ぎたら疑われそう､､)

と、ここは平然とやり過ごす事にした。

『ｺﾞｸｯ🥃(飲む』

焦らず、

戸惑わず、

探らず、

気負わず､､

(落ち着いていれば大丈夫､､)

ヒソカ「やぁ、待たせたね◆」

イルミ「遅いよ」

ヒソカ「ごめんごめん♣︎」

イルミ「俺は依頼だから来たんだ。
決して暇じゃないんだよ､､？分かってる？」

(もう少ししたら店を出よう､､)

そう、決意を固めた。

が､､

店員「あの､､」

『､､？はい』

店員「もしかして、Aさんでは､､？」
『！』

『そうですが､､』

店員「やっぱりそうだ！」

『何か、？』

店員「実は、ここのオーナーがAさんの大ファンでして､､」

『ここのオーナーさんが、？』
(嫌な予感､､)

店員「もしよろしければ何か1曲､､！」

『なるほど､､』

(どうしよう、)

いつもの私ならOKする､､。
つまり、そこを守らねば平然とは言えない。

(まぁ、今の所大丈夫そうだし)

彼らからすれば私は周りの雑音の一部程度､､。

ならば私は気にする必要が無いはず、。

返事をしようと口を開いた瞬間、

グランドピアノが目に入った。
(やるならしっかり､､)

『分かりました。宜しければあのピアノ､､お借り出来ますか？(笑)』ﾆｺ

店員「､､？えぇ大丈夫ですよ、？」

(やらなきゃ、ね？)

『ありがとうございます！(笑)』

ｽﾄﾝｯ(座る

ピアノの椅子に腰掛け、バーテンダーさんの紹介を黙って聞く。

店員「皆様！こちらをご覧下さい！」

その声を聞いて店内のお客さん達がこちらへと視線を集める､､。

店員「なんと！詠美 Aさんが歌を披露してくれるそうです！！！」

モブ「え！？あの詠美 Aが???」

モブ「え〜ｯ!!私大ファンなの！」

モブ「え、誰？聞いた事はあるけど､､」
モブ「おまｯｯ!!知らねぇのか！？YouTubeとかXを設立した張本人であり、今最も人気な歌い手だぞ！！！」

モブ「え"、そんな凄い人なの？？？」

モブ「へぇ､､あんなちっちゃい子が！」

様々な反応の声が耳へと入ってくる､､。

(最も人気､､か)
上がりそうな口角を抑えるのに必死だ。

店員「ちなみに今回の曲は何でしょうか！？」

『､､"就寝御礼"です』

モブ「え！？私大ファンだけど聞いた事ない､､」

モブ「新曲､､かな？」

店員「おぉ、!!新曲ですか？」

『はい、今夜が皆さんにとって特別になるよう､､
歌い、奏でさせて頂きます(笑)』ﾆｺ