. ページ25
高橋「俺は高橋恭平！卍〜。」
「何その卍って。」
あれから、私はほとんどの人と
初対面なので自己紹介のために
円になってる。ご飯食べながら。
高橋「俺の事も好きに呼んでええでー。」
1番最初は高橋恭平くん。
「じゃあ、恭平くんで。」
西畑「なんで！」
「西畑くんうるさい。」
西畑くんはやたらと私の呼び方を
変えさせたがる。
「高橋って名前、沢山いるから
恭平くんです。」
西畑「西畑やって沢山おる！」
「昨日、この辺で西畑って
あんまり聞かないって言ったの
自分なの覚えてる？」
と、私が言えば西畑くんは
黙ってしまう。
反論出来なかったな。ふふふふ。
「てか、恭平くんかっこいいね。」
高橋「お、見る目あるで〜。惚れた？笑」
「…。」
高橋「ちょ、黙らんといて！笑」
「いや、否定しないんだなーって。」
藤原「まぁ、恭平は自他ともに認める
ナルシストやから。笑」
丈くんがそう言うとキラーンて
決めポーズする恭平くん。
ほんとにかっこいいから
ナルシストでも許されるね。
小瀧「はい！俺！小瀧望や。」
「小瀧。」
小瀧「なんで呼び捨てやねん。」
「小瀧くんって呼びたくない。」
未だに小瀧は苦手だ。
距離の詰め方がおかしいもん。
今もなるべく遠くにいてほしいから、
私と真反対のとこにいる。
小瀧「望でええやん。」
「やだ。はい、次の方〜。」
小瀧「おい！笑」
藤井「はい！俺、藤井流星です！
2年生な！よろしく！」
大橋「藤井先輩めっちゃ天然なんやで。」
隣にいた大橋くんがこそっと伝えてくる。
や、訂正。
こそっとのつもりで伝えてくる。
藤井「大橋！聞こえてんで！」
大橋「え、やべ。」
口を抑える大橋くん。
遅いっすよ。
「じゃあ、天然先輩って呼びましょうか？」
藤井「やめろやめろ！」
「冗談です。笑 藤井先輩で。」
大橋「藤井先輩な、
水口に入れたまま喋り出したこと
あるねんで。笑」
「え、きたな。」
藤井「だから、大橋聞こえてんで！」
大橋くん。
学習ってもんはないのか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 172人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：お豆腐メンタル | 作成日時：2019年4月13日 1時
