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なんと、隣の席が西畑くんだった。
西畑「いやー、俺もビックリやわ。」
室「ん？西畑、知り合いなん？」
西畑「彼女でーす。」
「バッカ！！違うよ！！！」
私が慌てて訂正すると
教室は一気に笑い声で包まれる。
室「A、ツッコミ
キレキレやな。笑」
？「龍太くんよりキレキレやと思いまーす。」
室「うっさいわ。藤原。
あと、先生つけろ。」
「Aさん面白ろー！」
「Aさん後で話そー！」
初めてだった。
第一印象で面白いと言われたのは。
私が溶け込みやすいように
わざとあぁ、言ってくれたのかな。
西畑くんを見ると
ドヤ顔でこっちを見ている。
…ムカつく。
室「Aはよ、座りー。」
「あぁ、はい。」
私が席に座ると西畑くんは
すぐに話しかける。
西畑「俺のおかげやでー。」
「さっきのドヤ顔ムカついたー。」
西畑「なんでやねん！感謝しい！」
「…ありがと。」
西畑「え。」
「なんで驚いてんの。笑」
西畑「や、言われると思わなかった。」
「私だってお礼くらい言うわ。」
室「そこ、静かにしいやー。」
「あ、すみません…」
転校初日、早々に怒られてしまった。
HR終了したと同時に
前の人がばっと後ろを振り向く。
効果音つくんじゃないかってくらい。
？「Aちゃん、やっけ？」
「え？あ、うん。」
大橋「俺な、大橋和也って言うねん！
プリンめっちゃ好きやねん！
よろしくな！」
笑顔で自己紹介する彼。
プリンが好きという情報に笑ってしまう。
「ははっ、大橋くん面白いね。」
大橋「えー、そんな笑わんくてもええやん！」
大橋くんと話してると
違う方から声がかかる。
？「Aさん！」
「え、あ、はい！」
桜「そんな、ビックリせんでも。笑
私、桜って言うねん！よろしく！」
「うん！よろしく！」
話しかけてきたのは斜め前の子だった。
The 女子って感じの可愛い子。
桜「Aさんさ…」
「あ、Aでいいよ。」
桜「ほんま！？」
さっそく2人と話せるようになったのは
西畑くんのおかげだな。
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作者名：お豆腐メンタル | 作成日時：2019年4月13日 1時
