Misunderstanding 2

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｢あー、うん......そっか、｣



重｢なんやねん。その微妙な反応｣




いや、だってさ

｢心配｣とかさ｢何となく｣


とか遠まりの言葉が帰ってくると思うじゃん









重｢ほんま、自分ストレート弱いな｣



｢うるさい｣




ニヤニヤ口角を上げて笑う


逆にストレートに言われて大丈夫な人なんていないでしょ

いたとしたら過去にどんな女と付き合ったんや。




重｢このご時世Aみたいに素直に顔に出んの物珍しいで？経験少ないみたいやな｣



｢顔に出してるつもりないし。てか普通に周りの子より経験は少ないけど？？何か問題でも？？｣





だいたい、20代までに｢過去付き合った人10人以上です｣とか言う女なんてひと握りでしょ

なんの自慢にもならないし





重｢そんな怒んなや、言うてもしれた数やろ？｣



｢2人｣

重｢え？｣

｢2人！中2で1人！専門学校で1人！｣






やけくそにそう答えれば｢嘘やろ？｣っと言う顔をする

なんやねんその顔


だいたいみんな同じ顔をする

｢しんじられへん｣みたいな

まぁ、その原因はのんちゃんにあるねんけどな。



重｢言うても5人とかそれ以上かと思ってたわ、、｣



｢最後の彼氏が結構長かったから
そんなポンポン彼氏なんかできやんわ｣


重｢何年？｣


｢3年。｣


重｢お、おぉ｣



｢微妙な顔せんとってや｣

重｢だって、過去に2人言うから
6年とかかなって思ってんもん｣






3年だって立派なもんでしょ

6年ともなると高校生から付き合う事になるやん

高校なんて思い出したくもないわ




のんちゃんと付き合ってるとか

親密な関係とかへんな勘違いされて

気になる人も周りの男子も

触れぬように触らぬようにって感じやったし。


この経験値の少なさは絶対のんちゃんのせいや。



｢しげはモテそうやもんな
私とは全然違うし。｣



重｢まぁ、それなりに？｣


｢なんやねん、否定ぐらいせんかいな｣


重｢だってほんまの事やし｣


｢むかつく｣

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