Misunderstanding (ページ36)

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桃｢Aさんって彼氏さんとかいたりします？｣

｢いないよ、短大以来いない。｣

桃｢えー.......勿体ない、、Aさん可愛いのに｣

｢可愛くないよ。無愛想だからね｣

何気なくそんな会話をする

彼氏なんて話題に出すところがまだまだ若いななんて思うけど

よく良く考えればそんなに歳は離れていないんだった

荒んでんなぁ自分。

桃｢.......でも重岡さんと小瀧さんは？？
どっちもかっこよくて素敵じゃないですか｣

｢あの二人はねぇ.......しげに至っては同期だし、
小瀧はねぇ。。｣

なんて遠い目をすると

不思議そうな顔をする

桃｢なんかあったんですか？？.......もしかして
元カレとか？？｣

｢いやいや、そんなわけないじゃん｣

桃｢えー.......あんなに2人バチバチなのに｣

｢ぶー｣っと項垂れた声を出す

｢.......そう言う桃寧ちゃんは彼氏いそうだね｣

桃｢あっ、いますよ！2年目です｣

カッコイイでしょっと笑顔で見せられるのは

彼氏さんらしき写真

その隣で幸せそうに笑ってるのは桃寧ちゃん

ひぇ、、眩しい

まぁ、こんだけ可愛くて

いないって方がおかしいよね

桃｢重岡さんも小瀧さんも好きなら好きって言えばいいのになぁ～.......｣

｢え？？しげの事よく知ってるね｣

桃｢え？？Aさんこそ気持ち知ってるんですか！？｣

目をぱちくりと大きく開けて驚く

｢Aさん？え？？え！？｣っと軽くパニクっに
なる桃寧ちゃん

｢うーん。。丁度一昨日にその、
なんて言うか.......。気持ちを聞かされまして｣

桃｢返事は？返事はなんて返したんですか？？｣

｢いや、実はずっと勘違いだと思ってて
小瀧も小瀧で変な勘違いして先走ってくるし、
全部勘違いから始まったから
その、なんて言うか間違いだと思ってたんだけど、、｣

今朝のことを思い出せばそんなふうに考えられない

゛｢俺何回も言うてるやろ、本気やでって
Aは俺に対してそういう気持ち無くても
俺が絶対振り向かせるから。｣゛

うぅっ、、考えただけでしんどい。

桃｢重岡さんも、小瀧さんもどっちも本気だと思いますけどね。｣

｢小瀧？？｣

桃｢ありゃ、そこはまだなんですか｣