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「すいません、遅れました」









バクバクとまだ静まらない心臓で

人事部の扉を開ける






しげが思ってた答えを返してくれなかったせいか

心拍数は止まらない


ほんま馬鹿野郎。






『来てもらって早速なんだけど
ちょっと美甘さんにお願いがあってね』





白髪に優しそうな笑みを浮かべるのは
人事部長。


社内でも「優しいおじさん」と言う評判が経つほど

誰に対しても穏やかで素敵な人なんだとか


私もこんな優しそうな上司が良かったななんて
何回思ったか





「なんですか?」







『今日からね、配属される子がいてね
配属先がデザイン部だから美甘さんに教育係をお願いしたくて』





「えっ」





ペラペラとデスクの近くの棚から

配属者らしき履歴書を持ってくる




教育係なんて務まる自信ない

だって今でさえデザイン部の雑用して
毎日愚痴をこぼしてんのに






『この子なんだけどね
本当は他の人に任せようと思ってたんだけど.......
デザイン部でしっかりしてる人って美甘さんしか聞かないから.......お願いできるかな?』






「美甘さんしか」と言う言葉に
ジーンとする

子供の頃以外こんなに人に認めてもらった経験はあるだろうか

泣きそう




「やらせていただきますっ」






ぺこりと頭を下げれば

さらに優しく笑う






『その子もう、会議室で待っててもらってるから、迎えに行ってあげて?あと社内だけ少しでいいから案内して上げてね』





「はい」







「ありがとう」と言って飴を渡してくれる

切実に探しこの人の元で働きたい。

なんて思いを心に潜め

人事部を出て会議室へむかう









____









「失礼します」



ガチャっと扉を開ければ

広い室内にぽつんと座る助成が



黒髪の長髪で毛先をくるんっと巻いてる

可愛らしい印象





「教育係になりましたデザイン部の美甘 Aと申します」




桃「あっ、えっと、桃川 桃寧です
よろしくお願いします」






深々と頭を下げる姿は少し緊張しているようで

なんだか初出勤の自分を思い出す


自分もこんな初々しかったのになぁ
もうすっかりすさんだわ






「とりあえず、社内案内するので
ついてきてください」

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作者名: | 作成日時:2019年5月25日 18時

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