・38 ページ38
桃「Aさん!お先失礼します」
ペコッと行儀よく頭を下げる桃寧ちゃん
あー、もうそんな時間かと
後ろの時計をチラッとみれば定時。
残りの仕事もあたもう少しで終わるし
今日は早めに帰れそう
「お疲れ様、気をつけて帰ってね」
なんて返すと「はい!」っと元気よく帰ってくる
フレッシュすぎるだろ
ニコニコと笑う桃寧ちゃんを部署から出ていくまで
見送り、直ぐに目線をパソコンに戻す
早めに帰れるんだったら
久しぶりに自炊でもしようかな
そう考えながら最後の資料に手を移した
「ただいまー」
ガチャガチャと鍵を開けて入れば
部屋の中は真っ暗
どうやら、今日は私が一番乗りらしい
「家に1人って最高」
なんて少しルンルンした気持ちで
部屋着に着替えて手を洗う
冷蔵庫を開ければそれなりの材料達
何作るかなぁ。
牛肉もあるし
何しよかな
そう考えながら冷蔵庫にある食材を
ポンポンっと出す
1人前じゃなくて2人前の料理をつくるのなんて
高校の友達が泊まりに来た日以来だな
しかも相手はよりによってのんちゃん。
複雑な心境だわ
394人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:鮎 | 作成日時:2019年5月25日 18時