79 生徒会?? ページ34
小「行くで」
「えっ、どこに!?」
HRが終わった瞬間
腕を掴まれ連行される
小「テストで勝ったらゆうこと聞いてくれるやろ?」
「そうだけど、何すんの?」
小「んー。放課後デート」
「え?」
そう言われ掴んだ手を恋人繋ぎに繋ぎ直す
満足そうに笑う望に
特に何か言うこともなく
大人しく付き合う事に
まぁ、断ってもテストで負けたのは事実だし
「お願いごと」って言われれば口をつむぐしかない
「望、ここ校内だからさ
せめて学校出てからにしない?」
小「えー、なんでなん
俺ずっと放課後なるまで我慢してたし」
「いや、、望目立つしさ、」
小「Aは気にしぃやな
そんなん気にせぇへんかったらええねん」
私の話なんてお構い無しに
階段を降りていく
すれ違う先輩や同級生に度々ガン見される度に
少し縮こまってしまう
よくよく考えたら、この人モテるんだった。
休み時間には何人かの女子達や先輩が教室に来ては
望の事を見てるし
たまにどこか行ったかと思ったら
告白されてるみたいだし
待て。冷静に考えて
そんなモテ男が
こんなちんちくりんと放課後デートしたいと言うのか
なんてこったい。
門を出て私がいつも使っている駅に向かう
ここまで何処に行くのかなんて知らされている訳もなく
黙ってついて行く
駅について改札を通るなり
ホームへ向かう
「ねぇ、どこ行くん?」
小「Aの家」
「はぁ!?」
どこか、店とかに向かってるのかと思えば
まさかの家
しかも私の家
「えっ、ちょ、え??
無理なんだけど!!」
小「無理ちゃう
ゆうこと聞いてくれるんやろ」
「家とか聞いてないんだけど!」
小「言うてへんもん
言うてもどうせ抵抗するやろ?」
「いやいやいや、当たり前じゃん
てか分かってるんやったらやめてよ」
「ちょっと!!!」と、どうにか望の足を止めるべく
色々してみるものの止まる気配もなく
結局、普通に電車が待つホームまで来てしまった
385人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
流智LOVE - 智洋くんがすごくかっこよくて発叫してしまいました!(照)これからも更新頑張ってください! (2019年5月10日 19時) (レス) id: db4b56f1e4 (このIDを非表示/違反報告)
鮎(プロフ) - 流智LOVEさん» わざわざありがとうございます! (2019年5月9日 23時) (レス) id: 6053bdfb4f (このIDを非表示/違反報告)
流智LOVE - 遅れましたが移行おめでとうございます! (2019年5月9日 21時) (レス) id: db4b56f1e4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:鮎 | 作成日時:2019年5月7日 22時