灰崎の妹は＿＿。3 #俺スカ #黒バス (ページ8)

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黄瀬『ねーね！Aっち！』

『どうしたの、黄瀬くん』

黄瀬『1on1またしてほしいッス！』

『えっ』

この日、黄瀬くんはAさんに

1on1を挑んでほしいと言いました

この時微かな異変を感じてあげてればよかったんです

『あー、うん。三本までなら』

黄瀬『本当ッスか！？やろやろ！』

青峰『おい、黄瀬！お前ばっかりずりぃぞ！』

黄瀬『青峰っちもやればいいじゃないッスか！』

青峰くんも、最近練習の手を抜くことが少しだけ増えてきてました

それは、Aさんも同じでした

『黄瀬くんが先でいいよ』

紫原『…なんか嫌な予感がする』

赤司『奇遇だな、俺もだよ』

黒子『…なんでしょうか、この胸騒ぎは』

確かにあった胸騒ぎ

ダムダムダムダムダム

黄瀬『じゃあ失礼す…』

パシッ

『…あ、ごめん。遅く見えちゃった…
まぁ、いいや…』

全『『『！！？』』』

シュッ

ザッ

『…ほーんとつまんねぇ、バスケ。
勝つとか負けるとかどーでもいいわ…』

彼女は、そう

…もうひとりいたんです。

簡単に言えば、今の彼女です

昔の彼女は、バスケが大好きで練習打ち込む子で

ですが、この時ほんの一瞬だけ

今の彼女が出てきたんです

『あ、あれ！？
ご、ごめん！！本気出しちゃった』

黄瀬『え、いや、その…Aっちッスよね？』

『そうだよ！』

一瞬の事だったから周りも差程気にしなかった

もちろんぼくも…