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☆ ページ39
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灰崎 side
秀一のお父さんが言ってた
父親『いつも練習してるから早ぇーな!』
やっぱりと思った、ううん本当は気づいてた
でも、見て見ぬふりをしてた。それが優しさだって思ってた
東条「なんでやり返さねぇんだよ!!」
やり返せるわけが無い
秀一は、優しいから
父親「お前、なに考えてるんだ。
本当に一発も殴れない腑抜けふぬけなのか」
秀一は腑抜けなんかじゃない
明智「俺一緒なんだな‥‥」
原田「なにが」
明智「俺、あいつと一緒なんかな‥‥暴力振るってた?」
原田「若林に聞いてみれば?」
若林「‥‥」
明智「‥‥一緒だよな。あいつの中に暴力振るっちゃってたんだもんな」
ふらつきながら立ち上がる秀一
明智「一緒かぁ‥‥‥‥‥‥」
私は知ってる、秀一がおじさんと違うこと
でも、何も言えない
東条「あんなやつと一緒じゃねぇよ!!お前は!」
こんな風に誰かを大事に思っちゃうのは
私は、"あの頃"のまま?
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作者名:皿うどん | 作成日時:2022年11月14日 14時