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里見「諦めていれば2人は喜んでくれる顔をする。
自分の手で幸せにしたい親と、親のために幸せになりたい子供。私はどちらも悪くないと思います。でも少し‥‥幸せになるためにするために夢中になり過ぎたかなと反省しています。今回ことはただ少しお互い“優しすぎただけ”なんだなって思います。私は今回のことで、用意してもらわなくても諦めなければそこそこ以上の極上の幸せは自分の手で掴めるんじゃないかなって思いました。
「まぁいいや」とさえ思わなければ。」
生徒たち一人一人見つめながら、里見は父親の方に目線を向けた
里見「お父さん。
今までたくさん幸せを用意してくれてありがとう。
これから私は自分の手で、幸せになろうと思っています。だからみんなも、幸せの道はそこそこじゃなくて、極上の道を自分で掴み取りましょう。」
その言葉を聞いて、生徒たちは惹かれる
里見「以上です。」
里見の話が終わると、女子生徒たちは里見の所へと向かった
今の里見はとても美しいからだろう
だが、今の言葉に響かなかった生徒がいた
灰崎だった。彼女は遠くからその様子を眺めていた
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作者名:皿うどん | 作成日時:2022年11月14日 14時