灰崎の妹は＿＿。2 #俺スカ #黒バス (ページ15)

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☆ ページ15

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残された、東条と黄瀬と灰崎

山上は「なんで……」と納得できない表情をしていた

そう考えている山上のところに東条が来た

東条「明智に言っといてって何」

山上「別に」

『私は悪くないの、全部悪いのは送ったあの子』

山上「っ！」

『なんだろ？』

黄瀬「どこまでも性格悪いッスね」

黄瀬と灰崎の言葉が相当効いたのか、顔逸らすが何を思ったか、灰崎の方に目線を向ける

山上「Aちゃん、あのね！」

『何？てか、大して仲良くもないのに気安く名前で呼ぶんじゃねぇよ。』

相手に近づきそう告げる

山上「だ、だって応援してくれるって！」

黄瀬「それはあくまで明智っちと付き合ったらの話、オレたち話聞いてるからさ。若林クンみたいな子を傷つける女の子は嫌いっスわ、特に明智っちなんて君みたいな子もっと嫌がると思うんで」

山上「それは……」

黄瀬は、冷たい目で彼女を見る。こんなに怒ってる黄瀬を見るのは実は初めてな、東条と灰崎。常に女の子に優しい彼だが、今回はその様子は無い

すると、黄瀬は「じゃあオレ、若林クンの所に行ってるっスわ」と伝え、先に行く黄瀬

すると、東条が山上のところに来て

東条「‥‥あいつにバレたんだろ、やってること。

ダサ」

東条にも言われ、悔しそうに下唇を噛み締める

東条もそれだけを言い残し、黄瀬の後を追っていく

『よく分かっただろ？人の気持ちを弄んだら
どーなるか。そんな考えだと秀一に振り向いてもらえないよ』

山上「うるさいっ！！」

我慢できなくなったのか逆ギレをし、その場を去っていく山上。

灰崎は、はぁと溜息をつきながら、みんなのいる場所へと向かった