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‪☆ ページ42

.


バスケットコート




ダム、ダム、ダム




シュッ




ザッ






『…まだ鈍ってないんだな』



そうボヤくのは、灰崎だった


ストリートバスケを一人でやっていた




足元に転がってくるバスケットボール




それを眺める






『…楽しくないな、やっぱり』



???「もしかして、A?」



『さつき…』



桃井「やっぱり!あれ、学校は?」


『サボりだ、サボり』


桃井「青峰くんみたいに、サボってばっかり!
もう、たまには学校行かないと」


『用ないし』


桃井「だーめ!!」




彼女と話すのは、桃井さつき



彼女とはやはり黒子と同じ親友だ。




密かに彼女の恋愛を応援している





桃井「今日暇だし、お茶しよ!」





___定食屋




『なんで定食屋』


桃井「お腹すいてて、何か食べる?」


『私はいい、それでさつきどうした?』


桃井「青峰くんとテツくん達の試合観に来てたでしょ…、今のあいつ見てると悲しくなってさ」




そう話す桃井を見て、灰崎は軽くため息をつきながら



『青峰は、アイツは…誰よりも才能を開花させて誰よりもはやくバスケが嫌いになった…あいつを止められるのも、火神とテッちゃんしかいないよ』



桃井「じゃあ、ひとつ聞くね?」



『なに?』



桃井「Aもなんでバスケ嫌いになったの…
確かに"全中三連覇"のあの日の言葉は、酷かったし許せないのもわかる、でもなんで」


『バスケ、楽しくないって思うようになった…
それもあるし、心から楽しめてないってわかってさ』




灰崎は、バスケットボールを持ちながら


遠くを見つめるように



『青峰の気持ちわかるんだ
才能開花って怖いんだって』




彼女もそうなのだ



バスケを愛していたのは本当だった




だが高校にあがり、バスケ部に所属後







青峰と同じ___に気づき




___後に退部届を出し





バスケから離れてしまった過去がある

☆→←‪☆



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作者名:皿うどん | 作成日時:2022年11月8日 21時

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