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コマさん「ズラ…可愛い…?」
A『失礼。キュウビって、私たちにここに来いって言ったあの妖怪かな?』
ウィスパー「ええ。間違いありません。」
ワンフレンド「ソイツはこの奥にいるのかワン?」
コマさん「え。そ、そうズラ…」
コマさんは少し困惑気味に答えた。
ワンフレンド「なら、行くワン。A。」
A『お、結構乗り気だね?』
ワンフレンド「別に、アイツの態度がどうしても気に入らないから、俺自身の手で分からせてやりたいだけだワン。」
なんてツンデレっぽい事をぼやくが、多分本音だろう。
まあ、そんな理由でも、一緒に来てくれるのなら心強い。
A『見返し、頑張ってね。』
ワンフレンド「言われなくても。」
そう言うとワンフレンドは工事現場の中へと入っていく。
A『よし…行こう!』
私はそう言って歩き出そうとすると、
コマさん「あ、あの…オラも連れて行ってくんろ…」
と、震えながらも必死でそう口にする。
コマさん「オ、オラも、ただの怖がりじゃないってところを見せつけて、見返したいんズラ。」
どうやら、ワンフレンドの言葉を聞いて決心がついたようだった。
そう言う事なら…
A『もちろん。一緒に行こう。私たちならきっとできない事ないよ。』
そう言って私はコマさんに向けて手を差し伸べる。
コマさん「ありがとうズラ。オラ頑張るズラ。」
そう言って私の手を握る。
その瞬間、私の手にコマさんの手じゃない、『何か』が握られた。
それを見てみると、コマさんの妖怪メダルだった。
コマさん「よろズラ!」
コマさんは私に笑顔を見せる。
もう迷いはなさそうだ。
A『うん!よろしくねコマさん!じゃあ、行こう!』
こうして私たちはワンフレンドを追って工事現場内に入って行った。
ワンフレンド「あの階段を登るワンよ。」
A『分かった!』
中にはコマさんの言った通り悪い妖怪がウジャウジャといた。
それをなんとか掻い潜り、階段を登って2階に行く。
そして、全員が階段を登り切った次の瞬間
辺りがぐらぐらと大きく揺れる。
これには、私たち全員が驚きを示す。
A『今の揺れって…』
コマさん「もんげーーっ!こ、怖いズラ…」
コマさんは涙目になっていた。
ワンフレンド「ほら、もう止まったから。大丈夫だワン。」
ワンフレンドがコマさんの背中をさする。
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夢(プロフ) - イルカさん» 本当?!見てみる!! (7月12日 17時) (レス) id: 085c45e992 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 夢さん» 『なんか妖怪』さんが10周年記念に映画作ってた!めちゃくちゃ面白かったから機会があったら見てみ!最高だった! (7月12日 16時) (レス) @page14 id: b093c7cd53 (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - 10周年…早いなぁ…めでたいめでたい! (7月11日 22時) (レス) @page14 id: 085c45e992 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 妖怪ウォッチ、10周年おめでとうー!! (7月11日 22時) (レス) id: b093c7cd53 (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - イルカさん» うん!楽しみにしてるー! (7月6日 17時) (レス) id: 085c45e992 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イルカ | 作成日時:2023年6月29日 20時