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すると、小梅食堂の前に立つ先生を見つけた。
私は先生を見つけたが早く、先生に話しかける。
理科の先生「やあ。こんにちはAさん。」
A『ぁ…こんにちは!あの…先生がフラワーロードで起きた事件について詳しいと書店の店員さんから伺ったのですが…』
するとそれを聞いた先生は、特に考える様子もなく、
理科の先生「ああ…キツネのタタリのことかな?」
A『はい…それかと。』
理科の先生「タタリかどうかは分からないけど、変なことが起きているのは事実だよ。ここの立ち退きの話が出てからボヤが起きたり事故が起きたり…」
そこまで言うと、まあと先生は続ける。
理科の先生「どれもまだ、大事にはなっていないんだけどね。このまま続くようじゃ、どうなることか…」
A『そんな事があったんですね…』
ワンフレンド「これが本当なら大変だワン…」
理科の先生「確か、キミのクラスメイトの日影くんがボヤの現場にいたって話だけど…」
『日影』…
その苗字の人物には心当たりがあった。
A『日影って…マオがですか?』
私はほぼみんな名前で呼ぶので、大体の人の苗字は覚えていないのだ。
今回は奇跡的にマオの名前が出てきてくれたが。
理科の先生「彼に聞いてみるといいよ。」
と、なんかたらい回しにされる私であった…()
先生がここに来る際、コンビニで見かけたらしいので、
早速私は、この辺じゃ定番のコンビニエンスストア。『よろずマート』に行く。
すると、よろずマートのすぐ横にマオが立っているのが見えた。
A『あ!見つけた!マオーーっ!』
私が手を振って名前を呼ぶと、彼はすぐにコチラを向く。
マオ「こんにちは。Aさんも買い物に来たの?」
A『そうじゃなくてね、マオに聞きたい事があって探してたんだ。この辺りでボヤが起きた時、その現場にマオがいたって本当?』
マオ「う、うん…」
そう頷くと、マオは遠慮がちに口を開いた。
マオ「僕の見間違えかもしれないけど…誰もいないところから火が出てきて…建物が燃えたら大変だから、近くの大人を呼んだんだ…」
その後、すぐに火は消えたらしいが、マオはそれ以来ずっとその火の事を不思議に思っているようだった。
ウィスパー「間違いありません。この問題の裏には妖怪が絡んでいます。」
ワンフレンド「誰もいないところからっていうのが1番の証拠だワンね。妖怪は、普通人には見えないワン。」
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夢(プロフ) - イルカさん» 本当?!見てみる!! (7月12日 17時) (レス) id: 085c45e992 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 夢さん» 『なんか妖怪』さんが10周年記念に映画作ってた!めちゃくちゃ面白かったから機会があったら見てみ!最高だった! (7月12日 16時) (レス) @page14 id: b093c7cd53 (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - 10周年…早いなぁ…めでたいめでたい! (7月11日 22時) (レス) @page14 id: 085c45e992 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 妖怪ウォッチ、10周年おめでとうー!! (7月11日 22時) (レス) id: b093c7cd53 (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - イルカさん» うん!楽しみにしてるー! (7月6日 17時) (レス) id: 085c45e992 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イルカ | 作成日時:2023年6月29日 20時