金曜の夜でもゲラゲラポー Part2 (ページ12)

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キュウビ「キュウビ様のナワバリにちょっかい出すからこんな目に遭うんだよ！ザマァ見ろ！」

あらまあお口が悪うございますわよ？by作者←美術部内でちょっと流行ったヤツ

キュウビ「どうやら、キミたちをここに誘い出して正解だったようだねェ…」

そう言うと、キュウビが姿を現した。

キュウビ「てっきりキミたちもやられると思ったんだけど…フフ。」

ワンフレンド「キミたちもってことは、お前はやられたのかよざーこ。」←

A『おお。煽りよる煽りよる^ ^』←

しかし、キュウビはそんな私たちの話は聞いていないようだった。

ウィスパー「うーん…どうやら私たちは、キュウビに踊らされていたようですね…」

ウィスパーがぼそりと呟く。

A『私たちをここに誘き出して、アイツを倒して貰おうって魂胆なわけ！？」

キュウビ「そっちの変な顔は察しがいいようで助かるよ。」

ウィスパー「なっ！？変な顔は余計です！」

するとキュウビは、それとと続ける。

キュウビ「フラワーロードのボヤ騒ぎを起こしたのはボクじゃない、別の妖怪さ。これでも桜町の住み心地は気に入っているんだ。」

するとキュウビは

キュウビ「だから、キミたちが真実に辿り着くまでは、守り神としての務めを果たしてあげるよ。」

と意味深な事を言う。

キュウビ「それまで精々頑張るんだね。応援してるからさァ！」

キュウビはそう言って丁寧にお辞儀すると、また消えていった。

コマさん「あ……。」

A『行っちゃったね…』

ワンフレンド「あんなヤツ、どっか行ってくれて精々したワン。」

すると、しばらく黙り込んでいたウィスパーが口を開く。

ウィスパー「なんだか納得いきませんが、ひとまず丸く収まったようですね。」

と、安堵したように言った。

けれど、事態が収束したはいいものの、まだ疑問は残る。

A『なんで遠くの湖に落ちたはずの私が目が覚めたらここにいたんだろう…それに、キュウビの言ってた『真実』ってなんだろうね…』

ウィスパー「それらは、これからの課題と言ったところでしょうね。」

私とウィスパーがそう話していると、コマさんが申し訳なさげに口を開いた。

コマさん「あの…一緒に来てくれてありがとうズラ…オラと友達でいてくれるズラ…？」

A『もちろんだよ！よろしくねコマさん！』

コマさん「ううっ…ありがとうズラ…」

どうやらコマさんの泣き虫はまだまだ治りそうになさそうだ。

〜つづく〜