お兄ちゃんの代わり。2

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私「や、やば…… 」




ゲームセンターなんて、いつぶりだろう…




宮「蒼真、こっちこっち！」





宮田さんに手招きされて、そこについて行った。





宮「ジャーン、見てこれ！」






私「ラブライ…？」





宮「もぉー！このフィギュア探すの苦労したんだよね〜！」






あんまり、フィギュアとか分かんないしなぁ…







宮「よし、ついでに何かやって… 」





『ﾋﾟﾘﾘﾘﾘ､ﾋﾟﾘﾘﾘﾘﾘ…』




私「あ、二階堂さ…二階堂からだ！」





あ、あっぶねー。






私「もしもし。」







二「もしもし！お前らどこだよ？！」






ちらっと宮田さんの方に視線を向けると、言わないで！と言わんばかりの顔で、謝ってきた。






私「…あ、あ…これから帰るところだよ！」






二「早く帰ってこいよー！」






『ﾌﾟﾂｯ､ﾂｰｯ､ﾂｰｯ』





ヤバイヤバイ！と、お会計を済ませると、すぐに車に乗り込んだ。







宮「ヤバイヤバイ！玉さんにバレたら…！！」






玉さん…って玉森さん？







宮「よし、出発！」






宮田さんの額には、汗があふれ帰りそうになっていたのは、私しか気づかなかった。

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