お兄ちゃんの代わり。2

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横「みっちゃん、今回は蒼真に命じて許すけど…





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今日は、嫌いなものの詰め合わせ弁当にしておくから。残さず食べてね？」




ニコ、っと笑う姿は、悪魔でしかなかった。




北「は、はいぃ、(⌒-⌒; )」




横「蒼真も着替えるだろうし、みっちゃんもパジャマのままじゃん。ほら、早く準備！！」



横尾さんに背中を押されて、北山さんと横尾さんは部屋から出ていった。




よし。着替えよっか。







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私「ふぅ…完璧！」






よし、大丈夫…






『ｺﾝｺﾝｯ』



私「はーい！」




扉を開けると、そこには完璧に準備を終えた玉森さんがいた。




玉「……蒼真……」




ジローっとカラダを見つめられる。




私「ぅ、……」




な、なんですか…？




玉「ファッションセンスそんなにあったっけ？前までクソダサかったのに。」



え、待ってめっちゃボロクソに言われてる…




私「ほ、ほっ…そ、そうかな？」




玉「とりあえず、ほれ！」




あるものを渡される。




私「なに……これ。」




黒の……何か。




玉「それ、マスク。」




私「黒色のマスク…？」




一般的には白じゃ…？




玉「カメラさん今日入るって。ダンスレッスンの様子も撮るから、マスク。」




あ、あぁー……






たしか、言ってた気がする。





＿＿＿＿＿＿＿＿＿




蒼真「おい！A！ア〇ゾンで黒マスク頼んどいて！」




私「は？なにそれ。」




黒マスク？




蒼真「やっぱりジャニーズ分かってねぇな！コンサートレッスンで、カメラマンさんが来るの！その時に、マスク！」



ま、まぁマスクで隠すのは分かるけど…




私「なんで黒？」




蒼真「バーカ。お前は分かってねぇ！」




私「はぁ？！じゃあ兄貴はわかんの？」





蒼真「お、おぉう！」




うーわ。分かってない。どうせ、ジャニーズだから、とか言うんでしょ。





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



玉「蒼真〜？」




私「あ、あぁうん。ごめん。」




玉「とりあえず、それ使っていいから。」



私「ありがと。」




とりあえず、使ってみようかな…？

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