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第4話 ページ5

永遠に続くような広大な清々しい青い空がひろっている。空の下で三人の声が聞こえてくる中、二匹の鳥が三人の元にやってくる。


「!! スルーシ!アズライール!!」
「二匹とも元気そうだ!」
「ほぉ!こやつらが帰ってきたということは……」
「おいで!」

そう言うと、アズライールの肩に勢い良くやってきた


「スルーシはスノウの逆の方にこい!」


アルスラーン同様、スルーシはスノウの逆の肩に勢い良くやってきた


「わっ!」


アルスラーンはアズライールが来て、尻もちがついてしまった。


二人はそのアルスラーンの姿を見ている。興味深そうに見ていて、アルスラーンは動揺を隠し切れない


「な、何を見ている……?」
「いやー……ついにアズライールの方が体重が重くなるとはな…アルスラーン、このままではやばいぞ!」
「はっはっはっ!それは大変ですな!」
「二人共…私の体重がアズライール以下になるとは…あまりにも酷すぎる……
とにかく、おかえり!!アズライール!!」


すると、奥から三十代と思える姿をしておる男性がいた。髪が異常にツンツン?としていて、つくましい顔立ちをしている。髪と繫がっているが髭?と思われる物も立派だ


「殿下!ヴァフリーズ殿もお変わりありませんか!」
「キシュワード!」
「スルーシ!アズライール!飼い主より先に殿下と王女に帰還の挨拶とは生意気な奴らめ!」


そう言いながら、スルーシとアズライールの方をかすかな笑みを浮かべながら見ていた


「ははは!!なめられておるな、キシュワード!」
「いえいえ。私がなめられているのではなく、こやつらが心の底から殿下と王女を慕っておるのです。獣や鳥は、相対する人物の心を移す鏡。殿下と王女の心の健やかさをこやつらはよく分かっておるのです」


それを聞いたアルスラーンとAは、頬がほんのりと紅色に染められていた。
そんな中、Aはある事を思いついたようで、
キシュワードの方へと歩み寄った

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設定タグ:アルスラーン戦記 , 飛龍 , 水桜華   
作品ジャンル:アニメ
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ゆき - この作品にはまりました!どんどん更新してください!楽しみにしてます(^-^) (2016年3月18日 23時) (レス) id: 5fb2a3556e (このIDを非表示/違反報告)
水桜華(プロフ) - レッドび〜んさん» 有り難うございます!更新……是非早く更新出来るように頑張ります!! (2015年4月12日 21時) (レス) id: e9fbb0a5b3 (このIDを非表示/違反報告)
レッドび〜ん - 面白いです!更新頑張って下さい、応援してます(^^) (2015年4月12日 17時) (レス) id: a96445016c (このIDを非表示/違反報告)
水桜華(プロフ) - カフラさん» ご指摘有難うございます!!私は頭が悪いので即位とか退位の意味がわかりませんでした……本当に有り難うございます!これからも頑張りたいと思います! (2015年4月11日 8時) (レス) id: e9fbb0a5b3 (このIDを非表示/違反報告)
カフラ - おもしろいです!続きが楽しみです!ちなみに2話目ですが、即位とは王になることです。なので、アンドラゴラス王が退位しない限り、アルスラーンは即位出来ません。参考までに。 (2015年4月11日 3時) (レス) id: 46c73f3342 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水桜華 | 作者ホームページ:   
作成日時:2015年4月7日 15時

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