世界一嫌いな彼 ページ14
音無「そろそろお開きにしますか!」
音無さんの言葉を合図に、歓迎会はお開きとなった。
「うげ、気持ち悪い。」
あれから、一滴も呑んではいないがまだ気持ち悪い。
「そこらへんのタクシー拾って帰るか。」
ふらふら歩いていると、誰かに腕をつかまれた。
「Aちゃん、そんなにふらふらしてたら危ないよ」
「三浦……?」
「送ってく。」
「いいよ。一人で帰れるし。」
「女の子を一人で帰らすなんて、俺のプライドが許さないの。」
なかなか三浦が折れてくれないものだから、三浦と帰ることにした。
「タクシー拾うの?それとも、歩き?」
「Aちゃん、ふらふらしてるからタクシー拾おっか。」
三浦のくせに、優しい。
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flowerrainbor(プロフ) - 続編見たいです!! (2016年6月1日 1時) (レス) id: 9bf1077ddd (このIDを非表示/違反報告)
noa(プロフ) - 続編読みたいです! (2016年5月31日 23時) (レス) id: ebd8da00de (このIDを非表示/違反報告)
ぐでたまお(プロフ) - 続編みたいです!!いつも楽しみに待ってます! (2016年5月31日 20時) (レス) id: c8cd11cc7a (このIDを非表示/違反報告)
や ま も と ね お ん(プロフ) - 続編見たいです! (2016年5月31日 19時) (レス) id: e9b5e5ee1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きゃらめる | 作成日時:2016年5月21日 16時