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6.怪盗キッド ページ7
貴方side
執事1「お嬢様…お食事の時間です」
A「分かったわ…」
私は執事と食事場所へ向かった
A「……………」
執事1「お嬢様一口でもいいのでお食べください」
A「今日は…あまりお腹が空いていないの」
執事1「まだ"あの方"のことを諦めていないのですか」
A「そうよ…何か問題でもあるの?」
執事1「お嬢様いい加減あの方の事はお忘れください。お嬢様には婚約者が居られるのですよ。」
A「私はカイト以外の男と結婚するつもりはないわ」
執事1「その様なことを言われましても。奥様と旦那様は許さないと思いますよ。」
A「それでもいいわ…私は結婚したい人と結婚したいの。お父様とお母様に私と結婚する相手を決められたくないし愛してもいない人と一緒に居たくないわ」
執事1「そうですか…」
A「私は部屋に戻るわ…」
執事1「承知しました」
私は食卓から出て部屋に戻った
A「はぁ…」
"俺はいつか絶対世界一の怪盗になって!お前を攫いに行く!"
この言葉が頭から離れない…
お願い
どうか早く
私を連れ去って…
カイト…
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作者名：那月 | 作成日時：2019年4月25日 8時
