危険10 ページ10
涼「は？」
涼「お前。今、なんつった？」
や、やばい
私。今、地獄に落ちた
「あ、え、えっと....」
どうしよ
私、今日死ぬ....
嫌な空気が流れてる時だった
？「あれー？Aじゃん」
「え？」
私は、誰かに名前を呼ばれた
その声の先に居たのは
「健人！？」
健「やっほー」
この子は、私の高校時代の同級生
結構仲良くて一緒に遊んだり帰ったりしていた
健「A変わったね」
「え、ほんと？」
健「なんか、大人っぽくなった」
「もう大人なんですけど！！」
健「あはは笑」
「健人は、変わってないね」
健「そうかな？」
「うん。今まで通りかっこいい」
健「なんだよそれ笑」
結構健人と話してた時だった
涼「おい.....」
「え？」
涼「まだなわけ？」
やばい。涼介の事忘れてた
健「あ、彼氏さんかな？すいませんね」
涼「え、いや」
健「じゃあ、俺帰るね」
「うん！今度連絡してね」
健「おう！」
健人が帰ってから
沈黙がずっと続いた
「あ、えっと。帰ろっか？」
涼「ん」
帰ってる時も沈黙続き
なんでそんなに怒ってるの！？
涼「おい、さっきの男誰？」
「ふぇ！？」
いきなり聞いてくるから変な声がでた
涼「だから、さっきの男だよ」
「あー。健人？」
「高校生の頃の同級生」
涼「ふーん」
なんでこんな事聞いてくるんだろ？
なにかあったのかな？
涼「おい！早く来いよ」
「あ、ご、ごめんなさい！」
その後
2人で歩いて駅に行って
電車に乗った
やっぱり混んでいて最初と変わらない環境だった
でも、１個だけ違う所がある
それは....
「ち、ち、ち、近い」
涼「うるせぇな」
私は、今涼介に壁ドンされています
「な、な、なんでこんな状況なの？」
涼「はぁ？お前に痴漢されないためだろ」
あ、そういう事！？
「案外優しいんだね」
涼「別に」
涼「こんな奴に痴漢するやつは、頭おかしいと思うけどな」
「はぁ！？最低！」
「もういい！壁ドンやめて」
涼「はぁ？お前、また痴漢されたいわけ？」
「別に。こんな体の私には、痴漢されないし」
「涼介だって言ってたじゃん」
色々言ったら涼介が黙った
その間に涼介から抜け出そうとした時に
グイッ
腕を掴まれてまた同じ体制になった
「ちょ！」
涼「いいから、ここにおれ！」
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作者名：きき | 作成日時：2020年2月8日 22時
