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JKside
" 日本人って事、馬鹿にしてるわけじゃないんですよね？ "
Aさんが僕達と……
いや、ここにいる人たち皆と距離を置いてた理由が
その言葉でやっと分かった。
ニコリとも笑わない理由も
やたらと冷たかったのも…
そういう事だったんだね。
「 ………あいにく、僕達は偏見だけで人を判断する人、嫌いだし、そう言う人達に散々言われたことあるから
僕達はそんな酷いこと…しないですよ。」
そう言うと
怖かった目付きが少し丸くなった気がした。
A「 ………すみません。
えっと、何でしたっけ？ 」
またパソコンの近くに来て
パソコンを覗きながら聞いてきた。
「 ……ここの表現を日本語にすると
どうなります？ 」
じっとそこを見つめて
紙に書き始めた。
きれいな字。
A「 こうだと思います。
いちお、ナムジュンさんとかに聞いてみてください。」
「 お、ありがとうございます！
助かりました。
…あ、後ここも… 」
A「 すみません。
私、まだ仕事が残ってて…
戻らないといけないのであとはナムジュンさんに聞いてください。」
そう言って
足早にレコーディング室から出ていった。
あーあ、もっと聞きたかったのに…
ぱっとAさんに書いてもらった紙を見ると
やっぱり、綺麗な字してるな。
にしても
Aさんってあんな怖い顔するんだ
" 日本人 "って………
そんなに嫌な事あったのかな。
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作者名：リナ | 作成日時：2019年1月6日 3時
