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" わー、日本人だって〜 "
なんで？
日本人ってだけで？
" やばー。こっち来ないでよ〜
本当に笑えるわ〜 "
私が何したって言うの？
やめてよ。
" 何その顔、
その顔ほんとにムカつく。 "
もうやめてよ。
私をこれ以上傷つけないで。
お願い。
" 睨むんじゃねーよ！！！ "
そんなの分かってくれるはずないか。
だって私、日本人だもんね。
痛い、心も体も痛いよ。
ﾌﾟﾙﾙﾙ
ﾌﾟﾙﾙﾙ
「 ｯｯｯｯはっっっ
………はぁ、はぁ、
はぁ、はぁ…………… 」
夢か……
またあの夢。
ﾌﾟﾙﾙﾙ
ﾌﾟﾙﾙﾙ………
あ、電話…
「 はい、Aです。」
SG「 おはよ、朝早くにすまんな。
今日は事務所で会議だ。
10時までに来てくれ。」
この電話で
さっきのが夢だって
実感する。
過去のことだって。
心底、ほっとする。
SG「 大丈夫か？ 」
「 すみません。
大丈夫です。わかりました
失礼します。」
いつも通り
ユンギさんから電話を切るのを待つ。
電話が切れた後
今日はあの夢を久々にみたせいか
現実にまたホッとする。
準備しなきゃ。
ベットから出た後
手が震えてる。
………わぁ。
夢なのにダサ。
こんなダサいとこは
昔と変わらない。
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作者名：リナ | 作成日時：2019年1月6日 3時
