10 ページ14
何言ってんだ。
止まれよ。
俺はAへの気持ちは
無くなってきたはずなのに。
何言ってんだよ。俺。
TH「 ………そうですけど……
僕は……僕も先輩の彼女って分かってても
Aの事が好きでした。
今も変わりません。」
「 ………ずりーよな。
俺が忙しかったあの1ヶ月の間に奪い去るなんて……。
まだ正々堂々と戦って奪われたかった。」
やめろよ。
今更、テヒョンを責めたって
意味ねーのに。
お酒のせいか？
TH「 それは……本当にすみませんでした…。」
「 あー……。
ごめん。
今更って感じだよな。」
そう言ってテヒョンから離れようとした時
丁度、Aが後ろにいた。
A「 何…話してたの。」
まるで俺が悪者みたいな言い方だな。
「 別に。
普通の先輩と後輩の会話。」
そう言って立ち去ろうと思った……
けど。
A「 あ、なら良かった。」
その言葉で俺の中で何かが
フチンって切れた。
怒りなのか
何なのか……。
「 あー、それ以外にも話した。」
振り返って
Aの方を向いて
「 俺が忙しかったあの1ヶ月の間に
先輩の彼女を奪うって……
卑怯だよなって……。」
そう言うと
Aの顔を一瞬にして強ばった。
A「 は？ 」
「 な？テヒョン。」
TH「 …はい。」
A「 何言ってんの？
ユンギも子供じゃないでしょ！
普通そんなの言わないでしょ？！
もうあれから半年だよ？！
いつまでそんな態度をとるの？！ 」
" いい加減にしろ "
心の奥底からフツフツと怒りがこみ上げてきた。
「 あれから半年だよって？
馬鹿じゃねーの。
まだ半年しかってねーんだよ。
俺の傷は半年経っても簡単には消えねーんだよ！！！ 」
お酒のせいか
何でこんなこと言ってんだよ。
「 俺が忙しかったあの1ヶ月間は確かに俺が悪いかもしれねーけど…
Aが居たから頑張れたんだよ！
何もかも！！！
なのに……好きな人が出来たとか
テヒョンと付き合えばテヒョンは好きって言ってくれるって？
馬鹿にしてんじゃねーよ。
俺は口に出せねぇーぐらい好きだったんだよ！ 」
……あぁ
これは今まで思ってた気持ちか。
今更、爆発しやがった。
静まり返ったこの場は
俺の声と泣き声だけ響いてた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
YUUNA - ユンギ辛いよね、きっといつか貴方にいい人が現れるはずです、辛いと思いますが前を見て進みましょう。生意気なこと書いてゴメンなさい。 (2017年10月29日 12時) (
レス) id: 6f43c2fe06 (このIDを非表示/違反報告)
ﾁｮﾝﾘﾅ(プロフ) - しあテテさん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2017年5月25日 1時) (レス) id: 6010f92ba8 (このIDを非表示/違反報告)
しあテテ(プロフ) - ﾁｮﾝﾘﾅさん» はーい楽しみにしてます♪更新ファイティン＾＾ (2017年5月25日 0時) (レス) id: 79fe3379d4 (このIDを非表示/違反報告)
ﾁｮﾝﾘﾅ(プロフ) - しあテテさん» ありがとうございます！凄く嬉しいです！今後もよろしくお願いします!!!!! (2017年5月25日 0時) (レス) id: 6010f92ba8 (このIDを非表示/違反報告)
しあテテ(プロフ) - 泣いた(/_;)ユンギ・・(._.)テテ大切にしてくれてるのね(*´▽｀*)←テテペンだけどもこのユンギが切なくて好きです (2017年5月25日 0時) (レス) id: 79fe3379d4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リナ | 作成日時：2017年5月10日 17時
